カテゴリ:パイプ喫煙
3本目のニーロップの喫味レポートです。
まず最初に、例のゴムの焼けるような喫味についてですが、この3本目でも出ました。この3本目では、慣らし前のSAメソッドは行わなかった事もあり、あのゴムの焼ける喫味がかなりしっかり出ました。ただ、慣らし喫煙を数回行うと、それも消えましたので、まぁ、許容範囲です。 使用開始初期段階での、このゴムの焼けるような喫味は、やはりジェップセン&ニーロップの共通仕様のようです。 さて、慣らし後の喫味なんですが、今回も使った煙草はラールセンの「ファイン&エレガント」にしました。これを普通に詰めて吸ってみます。 吸い始めて最初に感じたのは、前の2本のニーロップや、つい先日レポートしたジェップセン・パイプと喫味が良く似ている事です。甘味よりもコクが出やすく、且つ煙の温度が高めです。マウスピースが咥えやすく快適なのも共通です。 更に言えば、ダボ穴の底が浅く、9mmフィルターが底付きしてドローが重くなる事、そして艶出し塗装が喫煙の熱によって一部泡立つ事は、前のジェップセン・パイプと共通でした。 まぁ、当たり前といえば当たり前なのでしょうが、やはり同じ作家さんのパイプでは、フリーハンド物でも機械彫りの物でも、或いは低グレード品でも高グレード品でも、同じような喫味の傾向があるようです。 喫煙中盤から終盤にかけても、いつもの「ファイン&エレガント」の喫味よりもコクが先行する傾向は変わりませんでした。コクと言うより、ナッツ的な喫味と言った方が近いかも知れませんが、この部分はシェイプや表面処理とは関係なく、ジェップセン&ニーロップのパイプで使用されているブライヤ材に由来するのだろうと思われます。或いは、材のキュアリングや乾燥方法に由来するのかも知れません。 という事で喫煙終了。 このパイプも、私にとってはなかなかのお気に入りになりそうです。ただし、ドローを改善するためにダボ穴底を加工するのは必須です。もっとも、このダボ穴の問題は、フィルター無し仕様のニーロップなら存在しないはずですし、国内で購入した前の2本のニーロップにはなかった問題なので、その範囲でニーロップを入手する分には気にする必要はなさそうです。 また、艶出し塗装が熱に弱い件は、サンドブラスト仕上げのタイプでは発生しませんでしたから、気になる方はサンドブラスト仕様になさると良いと思います。ニーロップのサンドブラストは良い雰囲気があります。 ジェップセン&ニーロップは、私にとって常に要チェックのブランドとなりました。今後も増えるかも知れません。 [要チェックの煙草ブログは此方 Click!] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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