カテゴリ:パイプ喫煙
慣らしを終えたスタンウェル「バリオ No.234」を本格的に使ってみます。使用した煙草は、例によってラールセンの「ファイン&エレガント」です。
因みに、慣らしはマックバレン「バージニア No.1」で行ったのですが、そこでは特筆すべきような事は何もありませんでした。至って平和な慣らしでした。 「ファイン&エレガント」を詰めて吸い始めますと、まぁ、何と言いますか、昔ウィスキーのコマーシャルにあった台詞「何も引かない、何も足さない」が思い出される味と香りが来ました。私の知っている「ファイン&エレガント」の味と香りそのものです。 スタンウェルのパイプは、私としてはこれが4本目(新品では3本目)ですが、これまでのスタンウェルと同様に、非常に素直でそのまんまな煙草の味と香りです。 注意深く吸うと、シャンクの長さに由来すると思われる良く冷やされた煙とか、短い長さの中でテーパー加工されたマウスピースによる分厚い感触の咥え心地とか、そういった部分に気付くのですが、総じて吸い慣れたいつもの煙草の味という感じです。そういう意味では、新鮮味のない喫味なのですが、間違いのないストレートな味わいだとも言えます。柘製作所の「テイスティング・パイプ」よりも味の出方がストレートだと感じます。 喫煙中盤から終盤にかけても基本的に素直な喫味が続き、そのまま喫煙終了。 火皿内径21mmで、ややテーパーがかかった火皿底にドンピシャに開いた煙道口と、喫煙中に問題が出にくく、特に着香系で味を楽しみやすい構造になっていて、それがそのまま喫味に表れているといった印象でした。 このパイプも含めて、これまで手にしてきた合計4本のスタンウェル・パイプは、全てこんな感じで、間違いのない堅実な造りが安心感をもたらします。量産シェイプであれば価格もそんなに高くありませんし、確実な線で本数を確保したいときには外せない選択肢になるのが、スタンウェルのパイプだと思います。 今回のパイプも、そういうパイプでした。 [素直な煙草ブログは此方 Click!] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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