テーマ:パイプたばこを吸おう(1817)
カテゴリ:パイプ煙草インプレ
今回のパイプ煙草レポートは、マクレーランドの「メローマック」です。蜂蜜系の甘い着香煙草なのだそうですが、果たしてどんな煙草なのでしょう。 開封時の香りは、マカデミアナッツ入りのキャラメルとか蜂蜜とか、そういう感じです。甘いお菓子にマカデミアナッツを入れてアクセントにした物というのは、市販のお菓子とかでも良く見かけますが、この煙草は正にそういった感じの香りがします。カットは、かなり細かいリボンカットとラフカットの混合で、湿気はやや強いでしょうか。 これを火皿内径21mmのパイプに詰めて着火しますと、開封時のそれを少し弱めたような香りが来ました。マカデミアナッツ入りのキャラメルの香りです。一方、味の方は最初から渋さが先行しています。やはりナッツ系の味と蜂蜜系の甘味があるにはあるのですが、想像していた程は強くなく、むしろちょっとコーヒーにも似た渋い味です。特に強めに吸って煙量を増やすと、益々渋さが強まり面白くありません。出来るだけ注意深く、ゆっくり控え目に吸った方が甘味が分かりやすく楽しめます。 火付きと火持ちは良い方だと思います。ただ、調子良く燃やすと返って渋い味になってしまうので、出来るだけ抑えてゆっくり吸うのが良いです。 喫煙中盤も基本的には喫味の変化はありません。香りはナッツ入りキャラメルで、味は仄かにナッツ入りキャラメルですが、ほとんど渋さが前に出ています。この段階でも喫味の変化がないので、着香はかなり深いと思われ、そういう意味では割りと典型的なアメリカン着香だと言えると思います。 喫煙終盤も着香分が薄れる感じは殆どなく、そのまま喫煙終了。後味はナッツ入りキャラメルながらも渋味が強めで、残り香はナッツ入りキャラメルでした。 全体的に見て、ナッツ入りキャラメルの着香が非常に深く施されたアメリカらしい着香煙草でした。ただし、味はちょっと渋めです。 マクレーランドの非着香煙草は割りと玄人好みの重厚な煙草が多いですが、同社の着香煙草は一転してベタベタのアメリカン着香である事が多いようです。今回の「メローマック」を含めて、これまで幾つかのマクレーランド製着香煙草を吸ってきましたが、どれもそういう感じだったように思います。もちろん、同じアメリカン・メーカーであるガレリア社のパウチ入り着香煙草よりは全体的に上品だとは思うのですが、方向性とか傾向とかの面で見れば、やはり同じアメリカ製だけあって、似たような煙草になっているようです。ですから、マクレーランド社の着香煙草は多少好みが分かれるのではないでしょうか。 良質のアメリカン着香を吸いたくなったら、選択の有力な候補になる煙草だと思います。 [有力な煙草ブログは此方 Click!] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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