狭心症の中の1つの病気の可能性があり
今回 循環器の専門病院での精密検査・入院でした。



一昨日、検査入院した検査は手から心臓まで管を入れる
カテーテル検査。
昔は 股の部分から入れるしかなかったそうで
今は手から入れる。

私の心臓の写真。

ある薬を心臓に入れ反応を試す検査。
私の心臓は普通ではないそうだ。



事前に
リスクは1000分の1と言われ合併症などの説明も受けました。

緊張のまま 検査・手術室に入ると
大きなTVが7台あり、診療台の上に寝かせられ
局所麻酔、意識のある中 はじまりました。

手術着に着替え アクセサリー(結婚指輪)を取って入ったのですが、
人間最後は オシャレな服もブランドも身に着けられない人も多いんだなと思いました。

男なら チ〇コが付いていて
女なら マ〇コがあって

愛し愛されるようにお互いなっていているだけ、ただそれだけなんだなって。

手術台は 
まな板の上の...ってやつでした。

今、ブログを書いていても右手は1部硬直しています。
昨日、一昨日は もっと酷かったです。
動脈を止血したからです。検査後5時間半は 安静で固定されていました。

日本の医療って凄いなと思いました。

結果は 経過観察。
病気の手前であることは確かだそうだ。

今すぐ危ないという事もないとの事。

お守りの薬も もらう。


ここ数日
1000分の1のリスクがただ、ただ怖かった。
1万分の1くらいなら大丈夫だけど
1000分の1ぐらいなら私なら当たる気がした。

だから出荷の事や保険の事
妻に事前に話して能登を出てきました。






書かなくても良い事だけど

最後と思ったら
家族の顔が浮かんだ。

お米のお客さんの顔が浮かばなかった。
輪島エコ自然農園の事 考えなかった。


ああ
俺は そんな思いで仕事しているんだなって思った。



でも
悲しくも思わず 仕事人間でもない自分が妙に安心した。





≪今日が最後だと思って生きてごらん≫




本屋の本にも 名言にもある言葉。

でも 
当事者になってみなければ分からないと思った。



・病院の天井より 我が家の天井の景色が幸せな事。

・硬直してガッチガチで手術室に入った経験。

・8人の大人が手術室で見ていただけた経験。



私は33歳で良い経験を出来たなって思う。
これからも
オシャレな服もブランドも関係ない生活をしていくと思った。


今は時が経ってないから普通じゃないけど

また日常に戻って
仕事で悩んで
美味しいもの食べて
野球でワールドカップで興奮して
サクラを見て感動して
歌で勇気をもらって
良い本と出会って
映画で涙流して
家族が増えて
仲間と酒を飲んで
仲間と笑顔になる。

何でもない 日常になるんだなって思う。

前にブログで書いたけど
朝起きれた事、1日は感謝から始まる。

朝起きれないで死ぬ人もいる。

だから感謝から1日は始まるんだ。

当時60代の人の言葉です。

私は33歳
毎日誕生していると考えれば
4月17日が 私の12246回目の誕生日。

たった12246日分の1の誕生日だけど
たった12246日分の1じゃない1日だった。

時が経ったら日々のありがたさを忘れてしまいそうだけど
あの冷たい手術台の上の経験は
これからの人生で絶対に生かさなければと思った。

当たり前がありがとう。

≪残りの人生どう生きようか?≫能登への帰り道、妻が運転してくれた軽トラの助手席で考える。

性格が普通の人の5倍ぐらい ひねくれていて中々 面と向かって 
ありがとうって言えないけど 運転する妻の横顔が頼もしく感じた。

夫婦や恋人がいるってことは
ただ
ち〇こと、ま〇こがあって愛し合うだけじゃなくて
弱さもさらけ出して ドロドロで
でも この人と一緒に歩んで行きたいってことなのかなって思う。

明日、今年度 はじめての 【まるやま組】だ。






カムチャッカの若者が...という昔、国語で習ったフレーズが突然頭に浮かぶ。

≪谷川俊太郎さんの 朝のリレー≫だったんだ、初めて知った (笑)

カムチャッカの若者が
きりんの夢をみているとき
メキシコの娘は
朝もやの中でバスを待っている

ニューヨークの少女が
ほほえみながら寝返りをうつとき
ローマの少年は
柱頭を染める朝陽にウィンクをする

この地球ではいつもどこかで朝がはじまっている

ぼくらは朝をリレーするのだ
経度から経度へと

そうしていわば交替で地球を守る

眠る前のひととき耳をすますと
どこか遠くで目覚時計のベルが鳴ってる

それはあなたの送った朝を
誰かがしっかりと受け止めた証拠なのだ




今日 すれ違う人にとっても 特別な1日かもしれない。
他人には何にも分からず、

能登のさとやまで まるやま組が行われている時、病院で苦しんでいる人がいて
能登のさとやまで まるやま組が行われている時、都会の真ん中で幸せな人がいて
能登のさとやまで まるやま組が行われている時、大切な家族が不幸になる人がいて
能登のさとやまで まるやま組が行われている時、1人 家で涙が止まらない人がいる。

みんな幸せな日なんてないさ。


ただ言えるのは
同じ時代を生きた。
同じ時代を今 生きているって事実だけ。


今日 悲しい人が明日 笑顔になればと願う。

『頑張れ』

俺も負けないよ (負けず嫌いなんで)
だって 心臓が今も動いているから。

コブクロ エール。



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