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カテゴリ:タイガース時事報告
2014年8月28日 東京ドーム 読売4-0阪神 21回戦 阪神11勝10敗 読売の作戦勝ちか! 素人目に見ても、藤浪投手攻略のため読売は徹底した指示を出していたように思う。ストレートのスピードで勝負する投手のように思えて、実は追い込んだ後に多彩な変化球で翻弄するところに藤浪投手の特徴がある。追い込まれてしまうとウィニングショットが読みづらい投手なのだ。 しかし、追い込むには必ずストライクを投げなければならない。その場合ストレートが多い。というふうに考えると、できればファーストストライク、それができなくても追い込まれる前のストライクを必ず打ちに行くというような指示が出ていたんだと思う。 初回の橋本のホームランは1ボール1ストライクからの3球目 2回は隠善のヒットが2ボール1ストライクからの4球目 沢村の2ベースが1ボールからの2球目 橋本のヒットは1ストライクからの2球目 片岡のタイムリーが1ボール1ストライクからの3球目 坂本のタイムリーが1ストライクからの2球目
すべて2ストライクを取られる前にとらえていて、とても偶然とは思えない。かなり徹底した指示が出ていたとみて間違いないと思う。藤浪投手の配球を相当研究した結果じゃないかな。 最近の藤浪君は、知らず知らずのうちに配球が単調になっているように感じる。これは捕手にも反省すべきところがあるだろう。スピードがあるだけに、ストレート主体で追い込んでいきたいと考えるのは自然で、それが落とし穴になっている。特に立ち上がりの1回、2回あたりはその傾向が顕著なのではないか。当然他球団のスコアラーも分析しているはず。抜本的に組み立てを考え直していかないと2年連続の二けた勝利が危ういぞ。 さて、これでロードは終わり 11勝10敗でどうにか勝ち越せたわけだから、悲観することなく甲子園に戻って気分を変えよう。あの日本一の1985年だってロードは9勝9敗だったんだからね。でも残り30試合を切って、もう気を抜くわけにはいかないよ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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