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カテゴリ:タイガース時事報告
金本氏、熟慮中のまま来週へ持ち越し 阪神タイガースの次期監督問題に新たな進展が見られないです。 9月末の和田監督辞任を受けて、球団は金本氏一本化の方針を打ち出して交渉を進めていますが、あまりにも報道が先行し、本来「筋を通す男」「奥床しさを持つ男」である金本氏を悩ませてしまったようですね。 非公式サイトは、今のフロントのやり方、報道のあり方は、積極的に既成事実にしようと躍起になって、逆に金本氏が受けられない方向に追い込んでしまっているようにも見えます。もしも、「手品師の右手」に使われてるなら馬鹿にしてるしね。
このたび2回目の交渉が行われたそうですが、5時間に及ぶ話し合いの末に、何ら前向きな方向性は出なかったとのことです。新聞各社の報道を並べてみますね。 1.サンケイスポーツ 金本氏、阪神2度目の交渉も結論出ず・・・最後の熟考モードへ イエスでもノーでもなかった。やはり、長期戦か-。南球団社長、金本氏ともにスーツ姿で臨んだ2度目の交渉。球団関係者によると金本氏は結論を保留したという。10月1日に初交渉。南社長が「阪神を強くするために君の力を貸してくれないか」と打診したが、金本氏からの快諾は得られなかった。そこから、ちょうど1週間。考える時間を用意し、再び膝を付き合わせたが…。ゴールは遠かった。 2.デイリースポーツ 阪神と金本氏5時間交渉も平行線 阪神は8日、来季新監督として1日に就任要請したOBの金本知憲氏(47)と兵庫県内のホテルで2度目の交渉を行った。交渉の全容は明らかにならなかったが、電鉄本社、球団が全社を挙げて「改革」を託す熱意を約5時間、金本氏に訴えたようだ。デイリースポーツの取材によれば交渉は平行線で、新監督問題の決着にはまだ時間がかかりそうだ。 3.スポーツ報知 金本氏、監督問題の結論持ち越し 2度目交渉も進展なし 監督問題に決着はつかなかった。関係者の話を総合すると、南信男球団社長(60)らフロント陣と、金本氏の話し合いは平行線に終わったという。1週間前の1日に初交渉を行ったが「前回から大きな進展はなかったようだ」とチーム関係者は明かした。 指導者経験のない金本氏は、依然としていきなり監督として現場復帰することに戸惑いを見せている。また、家族にかかる負担を危惧し、容易に決断を下せないようだ。球団側はこの日の会談で組閣やチーム編成などについても話し合う予定だったが、具体的な改革論まで話は及ばなかった。 4.東京スポーツ 阪神次期監督問題長期化に複数OBが”岡田でええやないか” チームがCSに進出したことでさらに長期化は必至。短期間で「金本新監督」誕生をもくろんでいた球団サイドとしては今後の新体制作りが遅れる「誤算」となったが、そんなグダグダ感に不満の声を上げだしたのが“金本不支持派”のOBの面々。「もし条件面などでも折り合わず、本当に監督になることが不安なら球団も要請をやめた方がいい。再登板に意欲がある岡田に監督を頼めばいいんだ」と同じ後任候補の岡田氏を推す声が出ている。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ これら報道を見ると、金本氏が受けるのは困難だと思う。ここまで毎日のように色々な報道がなされる中で、結論が出せないのは、金本氏自身が今は受けたくないという気持ちが強いからだろう。 非公式サイトも、打撃コーチや二軍監督を数年経験してからでいいと思う。今のタイガースはファームの若手選手を一人でも多くレギュラーに育て上げることが先決。そういう役割を担ってから指揮官を受ける方が絶対やりやすいと思うよ。
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