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カテゴリ:プロ野球時論公論
各球団の1位指名は誰なのか 今年のドラフト会議は10月22日(水)に開かれます。あと1週間しかありません。今のところ各球団は、先週末までに1位候補を10人程度までは絞り込んでいるようです。 タイガースは次期監督問題の結論が出ていない状況にあっても、故中村GMを中心にリストアップしていた中から、1位候補を12名まで絞ったと報道されています。非公式サイトは、各スポーツ紙を参考にして推測してみようと思います。 本命候補 中村GMも公言していた通り、長期的チーム再建のため、1位の本命は高校生を指名しそうです。高校生でほぼ確実に最終リストに載ったと言われるのは次の2人です。 高橋純平 投手 右投右打 県立岐阜商業高校 183cm76kg 高校生ナンバーワン右腕とされ、最速152kmだけでなく多彩な変化球も器用に操る。怪我のため夏の甲子園には出場できなかったが、評価は変わっていない。すでにプロ級の素材であるうえに、さらに多くの伸びしろをもっていると各球団がマークしている。 小笠原慎之介 投手 左投左打 東海大相模高校 180cm83kg こちらは高校生ナンバーワン左腕の呼び声が高い。最速は高橋君と同じ152kmでチェンジアップなども一級品。今夏全国制覇も大きな財産になるが、決勝の仙台育英戦ではかなり打ちこまれており、スタミナが今後の課題。貴重な左腕だけに他球団も注目している。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ この二人は、どの球団も欲しい投手。高橋君を1位候補の一人として挙げているのは、ヤクルト、楽天、DeNA、西武、中日、ロッテ、広島、日本ハム、阪神、オリックス、読売、ソフトバンクって全球団ですね。小笠原君は8球団のようです。 非公式サイトは、タイガースの1位は高橋君で変わってないと思っているんですが、彼を本命1位に挙げているのは他にどこかというと、すでに本命トップに決定しているのが日本ハムですね。これはもう毎回恒例行事。とにかくその年の一番人気を強引に指名する方針は変わりません。 ヤクルトは富士大の多和田真三郎投手の可能性が高い。 楽天は地元仙台育英の平沢大河内野手と高橋君で迷っている。 DeNAはチーム事情から駒沢大の今永昇太投手など、大学生左腕の1位指名が濃厚。 西武は高橋君と関東一高のオコエ瑠偉外野手とで決めかねている。 中日は地元でもあり、高橋君でほぼ決めている。 ロッテは大商大の岡田明丈投手など、大学生投手の可能性が高い。高校生なら関東だけに小笠原君に行きそう。 広島は両投手とも1位候補にしているが、最も読めない。明治大の上原健太投手や駒大の今永投手の評価も高い。 オリックスも高橋君が大本命。次点が仙台育英の平沢君、東海大相模の小笠原君のようだ。 読売は競合を避けて大学生投手になりそう。高校生ならオコエ君の予想も多い。 ソフトバンクは高橋君と大学生投手の天秤のようだが、戦力が厚く育成にも自信を持っているため、将来性のある高橋君でくるかもしれない。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 以上を見てくると、高橋君を本命で行きそうなのは、阪神、日本ハム、中日、オリックスの4球団。割り込んでくるとしたら西武、ソフトバンクでしょう。こうなるとまたパリーグに持っていかれる可能性が高いですね。 高橋君で外してしまったらどうするのかな。高橋君、小笠原君のほかに1位候補とみられているのは、今永、多和田、平沢、高山(明大)、熊原(仙台大)などで、他球団も1位候補に挙げている選手ばかり。外れ1位も抽選になるでしょうね。 とにかく本命で純平を引き当ててほしいよ!
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Last updated
2015年10月15日 12時26分49秒
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