糖尿病と水疱性類天疱瘡

私は今、月一回の診察と２ヶ月に一回の血液検査をして頂いています。

昨日は血液検査の日でした。

採血室がある病院は、１日に数え切れない患者さんの採血をしているんでしょうね。

血液検査は痛くないですし、アルコールに弱い私はアルコールフリーの綿で消毒してくれて、皮膚が弱くなっているため刺激が少ないテープを貼ってくれます。

全部データに保存されてるようです。

凄いですね〜

ところで今回の診察は…

症状は落ち着いているのですが、１月の事もあり減薬をどうしようか先生も迷っているようで、今回の血液検査の結果を見て決めよう

という事になりました。

で、今回は聞きたい事があったので、思い切って聞いてみる事に…

ステロイドって難しいんでしょうね。

私も目の手術の時、眼科の先生に嫌がられるかも…とステロイドの量を抑えた状態で入院しました。

又、ステロイドを使うと糖尿病になるリスクもあると言われているのに、糖尿病患者さんに使えるの

っていう心配もありますよね。

先生の答えは、『治療法はいくらでもある』という事でした

ただ、糖尿病患者さんの今の状態、他にも病気を持っていないか、水疱性類天疱瘡の今の状態などいろいろ考えて治療法を決めるそうなので、日常生活が送れないほどなら我慢せず、信頼できる大きな病院を探して行った方がいいのでは…と思います。

ご家族の方も、病院に連れて行きたいのに本人が行きたがらなくて困る…なんていう事があったら、「行きなさい」というより「行ってくれないと私が悲しくなるんだけど」みたいな

あなたの事を考えてというより、私がそうして欲しいという言い方の方が、伝わるのかなって思います。

後者の方が心があって、あったかい感じがしませんか

それは、私が感じた事なのです。

症状が酷くなると、思考能力も落ちるのか、私は生きている意味と言うか存在価値が全く感じられなくなりました。

そんな時、元気になったら一緒に何かしようとか、どんな形でも自分の存在意義が感じられる言葉に、私は心を打たれたように思います。

人の言葉ってナイフのように人を傷つける事もありますが、どん底から救ってくれるのも人の言葉だと思うんです

心の底から治ってもらいたいって思ったら、絶対に伝わるはず

でも、その気持ちがちょっとでも足りなかったら、それも伝わってしまうと思うんです。

病気は『気が病んでいる』わけですから、気持ちにとっても敏感になっていると思うので…

水疱性類天疱瘡だけでなく、難病や癌など大きな病気を抱えていらっしゃる患者さんやご家族の方「今を一生懸命に」考えて、それを行動に移して頂けたら、きっと少しずつでも良い方向に向かうんじゃないかなぁ〜と思うのですが…

全てには当てはまらないかもしれませんが、私はこの病気になり、私なりに感じた事が、少しでも悩めるどなたかのお役に立てればこんな嬉しい事はありません。