ひとりで楽しも。

​月曜日、帰宅するとしおんちゃんが
お外から帰ってきてません。



「しおんー帰るよー」

いつもなら名前を呼べば
すぐにちりんと鈴を鳴らして戻ってくるのに。

何度も何度も外へでて
名前を呼びますが気配はなく、
結局その夜は帰ってきませんでした。
夜は冷たい風が吹いていて
ときおり小雨も降っています。

（寒くない？おなかすいてない？）

もう、心配で心配で...

猫を長生きさせるためには
完全室内飼いがいいに決まってます。
でもしおんはずっとお外へでたくてたまらなくて。



ならば、
自由にさせることにしました。
それがしおんの幸せならいいんだと。

そう、わりきってたはずなのに。

月並みですが、わたしはこの家に
思いがけずにやってきてくれたしおんのことを
家族同然に愛してます。



「姫が高校卒業して県外へ出たら
50代、60代はこの子とふたりで暮らすんだ。」
そんなことを考えてた矢先でした。

それなのに、いなくなるなんて..

姫はこういうとき、意外とオトナです。

「まあ、帰ってくるじゃろう」

すっごい落ち着きはらっています。
そう、こういう自分の力では
どうしようもできないときは
あわてず、泰然としているのがいいんです。

「信じる」ことが大事。

なのでブログにも書きませんでした。
(Twitterではつぶやきましたけど）

そして明けて翌日（昨日）の夕方
戻ってきました！
昼間にも一度家に帰ってきたそうです。

姫「あ、しおん怪我しとる」


両目の下を正確にやられてます。
首輪も無くなってます。

幸い傷は浅く、視力には影響ないようです。
誰かに手痛い攻撃を受けて、しばらくは
痛みと恐怖で動けなかったんでしょうか。
さぞや怖かっただろうなあ。

でも戻ってきてよかったー

昨日の夜はいつものように
2人と1匹で眠りました。ああよかった。

お願いだから、ちゃんと帰ってきてね。

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