あられの日記

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フクテック村は蝶々が一杯

2016年06月18日 06時10分06秒 | ベトナム旅行記
2015.4.14(火曜)、旅の6日目。10:20、古都フエから北西に約40キロに位置する、人口約330人の小さな村に到着しました。
オーロウ川に囲まれた緑豊かな村内には、ベトナムの国家文化財に指定された100年以上の歴史ある古民家が散在していて、ベトナムの伝統的な村落風景を残しています。村の案内人が出迎えてくれまして、散策開始です。

まず気付くのは村の側に川がある!です。こうね、川に向ってピロティーがあってその先に狛犬があるのは何故だ?と首を捻ってると、まずはと、川船に乗り込みました。

向い岸に並ぶ船が全部素朴な木製なのに気付く。

あと、竹も置いてありますね。竹文化がアジアだな~と。

岸辺を眺めてて気付いたのですが、家が川に面して玄関を作ってる。

ってか、うちの船着き場がある。便利だね。



トップ画像がフクテック村の地図です。村が川に囲まれてるのがよく分かります。
さて、村の散策を再開。案内人が連れて行ったのは、ベトナム伝統の家屋です。

家の前になんか、石の燈籠みたなのがある家があったので、これは何か?と聞いてみた。

亡くなった家人を祀ってるんだって。
屋内はこんな感じ。

ベッド。その隣に先祖を祀る祭壇。不思議な造りです。

更に不思議だったのは、祭壇の上。
これさ、川が洪水になった時、食糧や貴重品なんかを上部の棚に入れて守ってるんだって。洪水対策が必要な程水位が上がるんでしょうか?
古民家の天井。何つーの?中から直接瓦が見えるのが不思議です。天井があるのが普通の日本からしたらこの作りが変に見えるのね。所変わればだな。

次に案内人に連れてかれたのが、チャムの戦士の祠です。
● チャンパ王国192年から1832年にベトナム中部に栄えたチャム人の国。ヒンドゥー教を信仰した。

私「立派な木ですね~」と何の気なしに尋ねたらば、驚愕のお話が披露されました。

ベトナム戦争の時、ベトナムを南北に分ける境界線が、ほぼ北緯17°線に近いベンハイ川でした。
フクテック村から国道1号線に沿い、北西へ35キロ先に軍事境界線のベンハイ川が流れています。
この村は戦場でした。
ふと?村の自然たっぷりの村の道ばたに目をやると、昆虫が一杯飛び交ってました!私、昆虫大好きなんですよ。これは~、まずは撮影開始!
 
 
 
たぶん昆虫採集なんかしないのでしょね。カメラをすぐそばで構えても逃げないのだ!
有頂天で撮影していたら、ツアー仲間が声をかけてきた!

やっちまったぜ…。

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