あられの日記

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巨木探訪・本郷弓町のクス

2018年03月21日 06時31分57秒 | 巨木・古木・ご神木・盆栽
訪問は2018年2月20日、東京ドームで世界らん展を鑑賞した後、東京メトロ丸ノ内線で最寄りの後楽園から一駅、本郷三丁目駅へ。地下鉄で駅一つなら徒歩移動してもいいんだけど、後楽園から本郷三丁目の間は上り坂があるんです。
春日通りを西へ。細い路地を入る。両側にはビル。その環境に巨木はありました。嘘みたいです。

両側に巨木より高いビルがあると、日当たりが悪いと思うけども。巨木の生命力なんだろか?凄いなあ。

文京区のプレートがありました。
1月に巨樹・巨木の本を3冊調べたところこの木も紹介されていて、そこには。
本郷弓町のクス
樹高:20メートル
幹回り:8、4メートル
樹種:クスノキ(クスノキ科)
推定樹齢:600年

文京区本郷3丁目の交差点から後楽園方面へしばらく歩いた左側の区画に「楠亭の大クス」とか、「弓町の大クス」と呼ばれる大きなクスノキがある。残念ながら現在は西側にマンションが建ってしまったが、それでも元気に葉っぱを茂らせていた。
マンションのあるところは楠木正成の血をひくと伝えられる旗本甲斐庄吉右衛門の屋敷跡で、以前は広い庭のある洋館が建っていて、楠亭というフランス料理店があった。現在、楠亭は西側マンション1階に入っている。
この辺りは江戸城の鬼門にあたり、御弓組与力同心の屋敷があったため、御弓町と呼ばれ、1972年(明治5)には町名は本郷弓町となった。現在は弓町の名は消え、わずかにビルの名に残っている。
明治時代に書かれた「東京名所図会」には「弓町1丁目8番地の前を過ぎるものは、何人も其の門内に註連を結びし老楠木あるを見るべし。一丈余りの上より3幹に分かれ、根株の大きさは3圍あり」とある。また、1991年にここを訪れた司馬遼太郎は『街道を行く』の中で、「甲斐庄吉右衛門の屋敷跡に、いまも一樹で森を思わせるほどのクスノキがそびえている」と書いている。」以上、本の紹介文です。
巨木は見応えがあります。せっかくなので、紹介文にある「一丈余りの上より3幹に分かれ」の部分を撮影。

こっちは根株部分。木肌がうねってます。
更に大きさがわかるポイントを樹の周りを囲って探し見上げて撮影。

ここを訪れたい方へ目印を紹介。本郷教会です。弓町の大クスはこのすぐ側です。樹はね、その大きさゆえに近くまで来ると探すのが楽ですね。

さて、せっかくなので春日通りでなく南の通りから地下鉄へ戻ろうと思う。
振り返る。マンションの6階?いや7階部分まで木が達してますね。

大クスが異様。いや威容。でも由来を知る人がいなくなる頃には、なぜ都会のポツンと巨木が立ってるの?と七不思議になってもおかしくないなあ。

マンションが途切れた先にも古い煉瓦塀の建物と大きな木が残っていた。こっちは由来を示すプレートがないですね。文京区の保護樹林にはなっている。
気づいたのですが、巨木を眺めてるの私だけで、一人訪問なので木の大きさがわかる感じに写せないの。ダンナか友人がいたら木の下に立ってもらいハイライト代わりにできたのに〜〜(オイっ)。
丸ノ内線本郷3丁目駅から一駅。御茶ノ水駅へ移動します。巨木の本で御茶ノ水駅最寄りの湯島聖堂に、巨木のカイノキが紹介されてたのだ。その木は以前見たけども、その時は主眼が湯島聖堂の建物だったので木を覚えていない。改めての訪問です。
 
昨日、中身が新しくなったMacBookでブログ用の画像を送信して、記事を6本書きました。
で、気づいたんだけども。おとといは以前とマイナーチェンジしちゃった写真ソフトをぼやいてたのだけども。記事を書く時に一番困るのって辞書機能が初期化されてたことでした。
もうね。日本の年号をキーボードでローマ字入力して変換するんだけども、文字が出てこない〜〜!!うを〜〜〜!!漢和辞典はどこだっ!今連載してるブログ記事は、説明板を書き出してる箇所もそこそこ分量があります。で、旧字体とか、例えば「旧」の字も「舊」とかだとこれ何て読むんだっけ?え?音読みは?訓読みは?旧字を使った単語で頻出しそうなのはどれだ??みたいに、つまづく!調べる!画数を数える!とっても時間がかかる!
というふうに、普通に使っていた辞書機能が実はとても大事だったようで。昨日は記事を書きながら何度奇声をあげてテーブルをバンバンしたか〜。
今窓の外は雪が舞ってます。これがなごり雪か?桜田門外の変とかもこんな天候だったのか?気分は黄昏。ンなことはどうでもいい。天候が悪いのでせっかくの休日ですが、今日も1日ブログ記事を書くつもり。予約記事がたまるといいなあ〜。

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