うんこドリルの開封の儀式を終え、
中身を確認した。
正直、少し舐めてた。
うんこドリル、舐めてた。
小学生向けということもあって、
どうせ、小学生が喜びそうなうんこ連呼に終始するドリルなんだろう、
と思っていた。
うんこって言っとけば、子どもは喜ぶ。
少なくとも、私はそうだった。
(もっと言うと、今もそうだ。)
でも、うんこドリルはそうじゃなかった。
「うんこ漏らした。」
とかそういう例文じゃなかった。
もっと深かった。
うんこ漢字ドリルにおいて、
例文は2つの種類に分類される。
1つは、
うんこがより容認された世界で繰り広げられるドラマだ。
例えば、これ。
【同そう会でみんなが当時のうんこを持って現れた。】
「お前も?」
「つーことは、お前も?」
「なんだろうな。今日は持って来ないと、って思ったんだよな。」
「きっと、虫の知らせね。」
「いや、糞の知らせだ。」
「ウフフ。」
「ウフフフフフ。」
こんな感じだろうか。
同窓会ではボロボロになったうんこを持ち寄り、
思い出話に花を咲かせたのかもしれない。
やけに綺麗なうんこを持ってきた人もいて、
その保存状態の良さに驚く一幕もあったかもしれない。
深い。
うんこドリルには、ドラマがあった。
もう1つは、
現実世界でのうんこネタ。
単純な下ネタや、共感出来るネタも多い。
例えば、これ。
【うんこをする時、いつも神せいな気持ちになる。】
改めて言われると、
そんな気がする。
トイレとは神聖な場であり、
不可侵である。
心落ち着け、体内の不浄を洗い流す場所である、と。
一方、こういうのもある。
【うんこと結ろんは、早く出すほうが良い。】
上手いこと言いやがって。
得意げに会話の中にうんこを混ぜてくる上司でしょう。
なんかムカつく。
上手いこと言ってます、って感じが、
一番ムカつく。
(ドヤァ!)
って顔が想像出来まる。
そんな良例文。
うんこ漢字ドリル。
子どもは喜ぶと思うし、
印象的な例文が多いので、記憶に残りやすそう。
ちょっと高いけど、買ってみるのはいいんじゃないかな。
買うなら今のうちがいいよ。
ブーム過ぎると、買うのが恥ずかしくなるかもしれないから。
上で紹介した例文はうんこ漢字ドリルTwitterでも紹介されているので、
雰囲気見たい人はそこを見てもらうのも良いかも。
うんこ自体が可愛らしく記号化されているので、
嫌悪感を持ちづらい作りになっているのもいいですよね。
うんこ漢字ドリル。
中身は深いが、不快じゃなかった。
(ドヤァ!)
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