小学生の頃から、
スイカやイチゴは厳密には野菜だ、みたいな物議があった。
そんな小学生でも知ってることなのに、
スーパーでは果物のコーナーにスイカやイチゴが陳列されている。
納得いかない感じがあった。
そのくせ、
逆に厳密には果実扱いになるであろう銀杏は、完全に野菜として納得してた。
野菜の定義は、難しい。
最近、とうもろこしを茹でて食べるのにはまっていて、
「こいつは野菜だよな。」と思いながら食べてます。
厳密には穀物だろうけど、
大枠では野菜だよな、って。
肉、魚、野菜、果物みたいな大枠だと、とうもろこしは野菜だよな、って。
ただ、同じ穀物でも、
米や小麦は野菜とは言わない。
これは穀物。
厳密には穀物、とかじゃなくて、単純に穀物。
野菜じゃあない。
肉、魚、野菜、果物って大枠で表現しようとすると、
主食、とか、米ってジャンルになる。
米もとうもろこしも、同じ穀物なのに。
主食は、どうしても別扱いしてしまっているような気がする。
日本人にとって芋は野菜なんですけど、
芋が主食のスウェーデン人とかからすると、
「何で芋が野菜なんだよ。」って感じらしいです。
やっぱ、主食っていうのは、
食べ物の定義に大きく影響しているみたい。
この歳になっても、
綺麗に野菜を定義できていない。
まさかこの歳になっても小学生と同じように、
『スイカやイチゴは野菜か果物か問題』と同じレベルの問題が解決できていないとは思わなかった。
定義なんて決めの問題なのに、
茹でとうもろこしを食べるだけでモヤモヤさせられている。
茹でとうもろこしは甘くて、美味しくて、モヤモヤする。
キノコや海藻もモヤモヤする。
大枠で考える時、
野菜でいいのか不安になる。
キノコと海藻とコーンが入ったサラダが出てきたら、
もうそれはモヤモヤ丼だ。
絶対に美味しくない!
コショウなんかは、もはや入る場所がない。
香辛料、だろうか。
全然大枠じゃない。
今後、深海から新たな食料が発見されたら、それを正しく分類できるだろうか。
隕石に乗って地球外から食べられるものが降ってきたら、それを正しく分類できるだろうか。
誰か!誰かしっかりと定義してくれ、と思う。
ボーダーラインを、しっかりと引いてくれ!
もうさ、単純に、
穀物とか香辛料とかの区別は一旦忘れて、
草系の植物だったら、野菜。
木系の植物の実だったら、果物。
ってこれくらいばっさり定義出来ませんかね。
米も野菜だよ。
海藻も野菜!
銀杏は果物!
コーヒー豆も果物!
どうですかね!?
そんで今度は、
竹みたいな、木と草の中間みたいな植物の定義に困ることになる。
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