私さ、ずっと隠していたんですけど、
実は、貼らないカイロ派なんです。
貼るカイロか貼らないカイロか、っていうと、貼らないカイロ派なんです。
実際さ、世の中の人って、貼るカイロ派ばっかりでしょ?
ドラッグストアの売り場面積見ても、
ネットの人気ランキング見ても、
圧倒的に貼るカイロが多いですからね。
貼らないカイロなんて、オプション的に売られてる感じだもん。
そういう私もね、両方買ってるんです。
貼るカイロも買ってる。
貼らないカイロ派だけど、
貼るカイロも使ってる。
寒い日は、背中に貼ってる。
桐灰の長持ち具合にビビってる。
そして、貼らないカイロも持ち歩いてる。
二刀流です。
ただ、好き嫌いでいうと、貼らない方が好き。
便利さでいうとね、貼るカイロの方が勝ってる気もするんですけど、
好きではないんだ。
貼るカイロは。
というのも、
貼るカイロを貼っててさ、その存在に気付く時って、
貼るカイロが邪魔になってる時なんですよね。
具体的には、熱くて外したい時。
暖房の設定温度が真夏日を目指してるようなお店とかに入ると、
背中のカイロが気になるんですよね。
熱ぃ~外してぇ~、ってなる。
もちろん、外出たら寒いから外さないんだけど。
逆にさ、付けてる間、私の快適にぬくぬくしてくれていると、
カイロの存在を忘れてるんですよね。
必要以上の熱さで初めて、貼るカイロの存在に気付く。
そしてヘイトが溜まっていく。
ありがたさは忘れてるくせに、
邪魔臭さだけははっきり自覚する。
貼るカイロってそんな存在な気がする。
一方、貼らないカイロは違うよ。
普段はさ、ポケットに入ってて、むしろ忘れてる。
あんまり役に立ってない。
で、何か急に寒くなった時、ポケットのカイロを思い出して、指先を温めたり、首の後ろに乗っけたりするわけです。
そんで、「ありがてぇ~!」って言う。
「貼らないカイロ様様やでぇ~。」って関西弁で言う。
つまりね、貼らないカイロに気付く瞬間は、常に貼らないカイロに感謝するシーンなんですよ。
貼るカイロと真逆。
総貢献度からいうと、きっと貼るカイロの方が高いんですよ。
背中から全身を温めてくれてる。
寒さを感じないように守ってくれてる。
貼らないカイロは、ピンポイントですからね。
寒さを感じた時に、そこの刺しに行く感じだから。
でも、感謝の数でいうと、圧倒的に貼らないカイロ。
貼るカイロは邪魔になる時さえある。
こうなると、どうしたって貼らないカイロ派になるよね。
だってさ、感謝の回数が違うんだもん。
貢献度を点数化して平等に評価するなんて、なかなか出来ない。
プラスの感情に動かされた方を、自然と評価してしまう。
そういうわけで、私は貼らないカイロ派なんです。
多くの人は貼るカイロ派なんだろうけど、不思議だよなぁ。
貼るカイロ、邪魔に感じるタイミング多いと思うんだけど。
付け外ししづらいしさ。
でも、そういう健気に頑張る貼るカイロの姿を評価しているのかもしれない。
みんな全部分かったうえで、
理不尽な評価を与えられている貼るカイロを支持しているのかもしれない。
確かに邪魔に感じるシーンはあるけど、
それ以上に尽くしてくれていることを、みんな分かっているのかもしれない。
もしくは、単純に便利だから買ってるのかもしれない。
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