【拝啓 二十三の君へ】33歳誕生日に人生の岐路にたった10年前を振り返る | 日本を変える薬剤師のつぶやき | 竹中孝行

【拝啓 二十三の君へ】33歳誕生日に人生の岐路にたった10年前を振り返る

33歳の誕生日を迎えたので、
今の自分から、人生の岐路にたった10年前を振り返ってみます。

人生の大先輩の前では、たかが10年間ですが、就職、会社設立、結婚、育児を経験している、されど10年です。
自分は、ちょうど10年前にとても将来について考え、悩んでいました。10年前に、こんなアドバイスもらってたら励みになっていただろうなと思うことを自分勝手に綴ります。

20歳前半で就職や人生の悩みを抱えている人たちのために少しでも励みになれば・・・笑


こんな自分でも、おめでとうのメッセージひとつひとつもらえることが心の励みとなり、
生きている実感を感じられ、本当に感謝でいっぱいになります。

ありがとうございます。

そして、まだまだ未熟者ですが、これからも宜しくお願いします。
43歳になっても全く同じことを言えるような自分を目指します!

 

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題して、

 

「拝啓 二十三の君へ」

拝啓 この手紙を読んでいるあなたは、どんなことで悩んでいるのでしょうか?

二十三の僕は、ただただ人生という波に流されるままに乗ってきました。
就職活動ですら、その波のいく末が分からないまま、波に乗ろうとしていました。

それまで、ただただ波に乗っていることに全く違和感はなかったのに
突如、波に乗らずに海にぷかぷか浮いている人たちや逆方向に冒険に向かう人たちに出会うのでした。


そこで、あなたはすごく悩まされました。
「自分は、何がしたいのか。」
「流れる波の行く末には、何が待っているのだろうか。」
「このまま波に乗っていっても良いものか。」



拝啓 そんな人生の岐路で悩む二十三のあなたに伝えたいことがあります

今、あなたが素直に感じている違和感は大切なことです。
その違和感に気づけたことが、遅かれ、早かれ人生の新たな一歩となります。

自分とは何者で、どう生きていきたいかに答えはありません。
考え、問い続けることが大切で、自ずと自分が大切にしたいことが見えてきます。

何かを成し遂げたいとか、野心や夢も大切だけれど、
それ以上に自然と出てきた自分の大切にしたい「何か」を忘れずに心の中に持っておくことです。
そして、目の前に現れた人たちを一人一人大切にすること。
たったそれだけで、自然とゆくべき道に向かっていくし、間違った道には進みません。

波に乗るだけでも、海でぷかぷか浮いてても、冒険にでても、正直どれでも良くて
大切なのは、あなた自身が決めた生き方を選択することです。

ああしたければ、ああなるし
こうしたければ、こうなっていく
たまに立ち止まりながら、勇気を出して、一歩、また一歩と前進していきます。

環境のせいにはせず、自分自身が変わることで環境は変わってきます。

荒波もあれば、緩やかな波もあります。
さまざまな波を超えるごとに色んな経験をしていきます。

経験とともに積み重ねるべきことは、
浅はかな自信ではなくて、深みのある自信です。
人を大切に、
謙虚に生きることが自分をグッと成長させてくれます。


たまにどうしようもない土砂降りにあうけれど、突然快晴になることもあります。
いい波がきたら、躊躇せずに波に乗ることも大切です。
ふと気づけば新しい島にたどり着いています。


結局は、10年経っても、人生の行く末は全く見えていません。
一人では生きてはいけないし、全く偉くもなっていません。
ただ、あなたがやりたいことの半分は叶って、またやりたいことが沢山増えています。

今のあなたが想像できないぐらい沢山の人に出会って
今のあなたが想像できないぐらいの経験をとおして
あなたが問い続けた大切なことを忘れずに、楽しく生きています。

あなたが悩んで考えたおかげで、 自分の人生の中に、しっかりと自分が存在しています。そして、今も悩んで考え、大切な「何か」を問い続けています。

今は、生きている喜びをそこに感じます。

 

to be continued....