自分に厳しく。部下には「愛」で厳しく。 | 石川県の飲食/観光/食品コンサルタント 山崎英樹の独り言

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北陸・石川県を拠点に、飲食店、フードビジネス、観光宿泊業などの各種アドバイスを行うコンサルタント山崎の独り言。ビジネスからプライベート、趣味遊びから世の中へのメッセージまで、真面目で適当、知的で軽薄な遊び心満載のブログ。いしかわ観光特使も務めてます。

昨日のブログで、

飲食店経営におけるマネジャー職の課題に端を発した

「リーダーシップ論」のことを記しました。



今日は、

「部下に甘い上司」についてちょっと触れてみたいと思います。




上司が部下に甘くなる要因は幾つかあります。


そのうちの一つが「自分に甘い」こと。


では、何故「自分に甘く」なるのか?




・・・これは「本能」と言っても良いのかもしれません。





本当に、自分に厳しく出来るのは、

神か聖人君子のような人(人じゃないか・・・?)だけではないでしょうか?




アメリカの心理学者・マズローが

人間の欲求を5段階の階層で理論化した、

「マズローの欲求5段階説」。



その第四段階にあるのが「尊敬・評価の欲求」。
(これは自分の内的な、心を満たしたいと言う欲求)


人に嫌われたくない、愛されたい。

人とうまくやっていきたい、嫌われたくない・・・等、

人間には

周囲から『認められたい、尊敬されたい』という欲求が元々存在します。





・・・だからといって

自分に甘い事が肯定されるわけではありません。



上司として組織の目的が達成出来ていたり、

部下を甘やかさず育成できているのならば話は別ですが・・・。




部下に注意しなければならないことは、ビシッと注意する。

部下に叱るべき事は、叱る。

部下への指導、統率、判断、管理・・・など上司の役割を果たす。




本当の優しさは「愛情」。

そして愛情=厳しさ・・・なのだと思います。



ですから、

厳しさの無い上司のやさしさは、

ただ単に「甘い」だけのように思います。




これ、

仕事以外の組織にも結構当てはまりますね。

スポーツチーム。

部活動、サークル活動。

プロジェクトチーム。



そして、子育て。
(・・・こう言ってますが、この子育てが、ワタクシ難しいですf^_^;)


自分に厳しく。
そして、部下にも愛で厳しく。
嫌われることを恐れずに任務を果たして厳しく。


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