守破離と接客。 | 石川県の飲食/観光/食品コンサルタント 山崎英樹の独り言

石川県の飲食/観光/食品コンサルタント 山崎英樹の独り言

北陸・石川県を拠点に、飲食店、フードビジネス、観光宿泊業などの各種アドバイスを行うコンサルタント山崎の独り言。ビジネスからプライベート、趣味遊びから世の中へのメッセージまで、真面目で適当、知的で軽薄な遊び心満載のブログ。いしかわ観光特使も務めてます。

昨日は、かほく市の後、

大雨の中、ビュッと砺波市へ行きました。

接客サービスについての新規案件です。


そこで、人材確保や育成、

接客サービスについての悩み等々を色々伺っていたら、

守破離と言う言葉を思い出しました。


この「守破離(しゅはり)」と言う言葉。


守破離とは、武道、茶道、芸術、スポーツなどにおける

修業の理想的なプロセスを3段階で示したもの。



「守」は、師や流派の教え、型などを忠実に守り、

確実に身につける段階。

ここから修業がはじまります。 


次にそれを「破」る時期、否定しなければならないときがやってきます。

良いものを取り入れ、自分に合った型をつくることにより

既存の型を「破る」段階です。 


そして最後は、

師や流派から「離」れて自分なりの独自の表現をする時。

(以上、コトバンクより)


飲食業では、調理であれ接客サービスであれ、

この守破離が大切です。




特に、サービスでは、

最初にまず基本をしっかり身につける事。



挨拶、返事、姿勢、発声、身だしなみ、

更には表情や知識。


先輩から習うことが多いけど、

ここではマニュアルやハウスルールもとても大切です。

これらをしっかり習得するだけで、

平均的なレベルにはなります。




日々の基本の積み重ねはもちろん大事ですが

感激は「破」。

つまり、型を守りつつ、

良い意味で越えた先に生まれるといつも思います。



マニュアルの言葉は「台詞」です。

自分の言葉になってこそサービスと言えます。

マニュアルに書いてないアクション。

つまり「離」。


型を離れて、

自分の意志やココロが入った言葉や行動に感動は生まれる。



感動的サービスは

一瞬の判断力と行動の結果による所が大きいと思いますが、

それらは、大抵マニュアルや既成概念を越えています。



接客サービスの「守破離」。

人手不足が言われて久しい業界ですが

スタッフに守破離を意識させましょう。



守って、破って、離れる。

全てに通ずるな。


ポチりひとつで感激。
          ⬇

■石川の飲食業アドバイザー山さん■

【ご案内】