弱者ならではの差別化。 | 石川県の飲食/観光/食品コンサルタント 山崎英樹の独り言

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北陸・石川県を拠点に、飲食店、フードビジネス、観光宿泊業などの各種アドバイスを行うコンサルタント山崎の独り言。ビジネスからプライベート、趣味遊びから世の中へのメッセージまで、真面目で適当、知的で軽薄な遊び心満載のブログ。いしかわ観光特使も務めてます。

プレミアムでブラックな金曜日です。
今日は金沢中心部での経営改善案件でした。
ひがし茶屋街は、
強風だろうがアラレが降っていようが観光バス満車。
外国人観光客がいっぱいで驚かされます。



さて、約半年に渡ってとあるお店の改善にかかわりましたが、

底を這うような状態を抜け出し今は健全化。

最悪の時と比較して売上が約4倍まてきました。

ま、元が低かったので(汗)


今ではスタッフの皆さんとても自信を付けて

まだまだ上を狙う気満々のところまで来ました。

現在、毎月月間売上記録更新中です。



こちらのお店のポイントは、

自分の強みと弱みをハッキリさせて

自分達の弱みを認め、

弱みを知恵でカバーしたこと。



技術も経験も少ないので、

自分達が無理なく出来て、

しかも他店舗と差別出来ることは何か、考えました。



更に、価格や技術など、
大手やライバルに太刀打ち出来ないことには手を出さない
(=同じ土俵に乗らない)とか、

優位なコトの活用とか、

小規模個人店ならではの強みの発揮…等々、

細かく言うと長くなるのですが、

一言で言うと「弱者ならではの差別化」ということ。




商品やオペレーションについても

個人店や小型店は設備が少なく厨房スペースも狭く、

小人数で運営しなければならない場合が多いので、

注文を受けてから作り始めるよりも、

それ以前の「仕込み」や「準備」に時間と労力をかけて、

注文後の調理が少なくてクイックに提供出来るよう

ちょっと考えました。この辺りもポイント。



弱点を武器にする発想、

個人店には必要だと改めて実感した案件でした。



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■石川の飲食業アドバイザー山さん■

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