シマノ '13パワーエアロスピンパワー | 道具一流、腕二流、釣果三流・・・さまよう投げ釣り人

シマノ '13パワーエアロスピンパワー

新製品ではないのですが…シマノの大物投げ釣りの代名詞でもある『スピンパワー』の名を冠したリール、13パワーエアロスピンパワー。

http://fishing.shimano.co.jp/product/reel/3210




この数年間メインで活躍してくれたフリーゲンTD3台を、釣行回数が減ったのと廃盤になったこともあって今春に1台ヤフオクで処分。で、つい先日、残りの2台も手放し、代わりに13PAスピンパワー新品2台を仕入れた次第です。

インプレというほど機械に詳しくはないので専門的なことは言えないけど、ヒトコトでいえば軽い。06に比べ圧倒的に軽くなった印象。100gの差ってこんなに大きいのかと実感しました。

下は数年前までのラインナップ写真ですが、左からフリーゲンTD、中が旧型の06PAスピンパワー、右が今も手放せない03PA。

どれも自分には合うリールだったけど、やっぱり06は他の2つと比べると重い。
改めて比べてみると、色以外、03PAと06スピンは見た目はほぼ同じですね。重さの違いは何だろ?

フリーゲンTDは軽くて性能もよかったが、なんで廃盤になったのかな?価格面かな。あまり売れてなかったのかなぁ。

売価で1万円以上高いフリーゲンTDと13スピン、価格差ほどのスペック差を感じない。これなら13スピンで十分かなという印象です。13スピンなら販売価格で3万以下でも入手できるし、ヤフオクで中古が出回り始めてるのでもっと安くゲットできる可能性もある。

だからというか、フリーゲンTDは廃盤となった今ではイマイチ存在意義を感じなくなった側面がある。
キススペと13スピンならそれぞれ存在意義と特色、個性があるけど、フリーゲンTDと13スピンを比較しても明確な違いと用途差は何?という位置付的な面でも特色が見いだせない部分があるんですよね。

PAプロサーフならスペックほぼ同じで安価だが・・・



シマノは、ユニークな6個ガイドなど不滅の名竿だと個人的に信じて疑わない04プロサーフ振出を簡単に(!?)廃盤にしたり、サーフリーダーの扱いなどどうも製品展開でわからない点が多い。

日本の自動車メーカーと同じで頻繁にモデルチェンジし過ぎな印象で…ドイツ車みたいにもっと武骨に伝統守ってほしい気がするけど。


03PAもとっくに廃盤ですが、これこそ本当に名機で現行パワーエアロシリーズの原点に位置付けられるリールだと思う。程度が良ければ今でも1万円前後で中古取引されてるのがその証拠だ。

自分自身、10年ほど前に投げ釣り復活した時、最初に買った投げリールがこれだった。

その後、色んなリールを手に入れた。買っては使い、使っては売りを繰り返しさまざまに試してきた。中古で勝手売る分にはさほど差損も生じない。ヤフオクは便利だ。その中で結局今でも残ってるのが03PAだ。

最初のは売ったが、結局また欲しくなってここ最近で買ったモノたちが4台ある。2台はニュージーランドに持って行きあちらで活躍してくれてるが、そのうちの1台は竿&三脚ごと大物に引き込まれて海の藻屑と消えちまった…あせる


たいていのハイスペックな投げ釣り関連リールは試してきたが、今は整理が進んで竿は2種類、リールも2種類だけ。赤サーフ以外はシマノになった。

現代の素材と高性能なスペックをまとった新アマゾンやキューバ、93デザインのリールがどこかから復刻されたら使ってみたいけどねぇ。特に93はあの音がたまらない。

あの時代のリールを手に取ると、70年代の武骨でシンプルな構造がとても懐かしい。今の自動車と同じであまりに精密すぎるのはちょっと…と思えてくる。

竿も最先端の素材が使用されるようになり性能が向上したが、良いモノのは10万円越えとか値段が高過ぎ!
大物狙いの置き竿中心の投げ釣りなら、多少はグラスが混ざっていて、しかもある程度は軽い、という安価なもので十分に用は足すと思うのだが。

それにしても、シマノ派とダイワ派の差、違いはどこにあるのかなぁ?



磯投げで大判カレイ!

にほんブログ村