普段の遊びを通じて学ぶこと。 | star☆mayのブログ ~2人の自閉症児とうつ病の妻を抱えたパパの奮闘記~

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自閉症と診断された2人の子供。
うつ病と診断された妻。
家族が、家族であるために。
右往左往しながらも、とにかく前を向いて、
一歩づつ、一歩づつ歩んでいます。

子供たちが今、熱中している遊びがあります。
カードゲーム「バトルスピリッツ」。
カードの絵が格好よく、アニメの影響もあり子供たちのハートを鷲掴み。
これなら、親子でも遊べるかな?と思って始めたのがきっかけ。

この遊びが案外、子供たちにとって良い意味で刺激になっています。
やり始めの頃は、本当に大変でした。
最初はルールも分からず、負けるたびに悔しさで癇癪を起していました。
でも、次第にルールを理解し始めると、楽しく遊べるようになってきました。
最近は、お母さんもルールを覚えたようで、三人で楽しく遊んでいるようです。

カードゲームを通じて、色々と学ぶものがありました。
テキストを読み、内容を理解する力。
召喚に必要なコストや、BPの計算。
勝負に負けても癇癪を起さず、気持ちの切り替えもスムーズになってきました。
そして何より、ゲーム機ではなく生身の人間(お姉ちゃん)が相手なので、遊びを通じて対人スキルが身につきます。

先日、私が帰宅したらmayちゃんとstarちゃんが喧嘩をしていました。
きっかけは、このカードゲームでした。
お母さんとstarちゃんが対戦していた時のこと。
今はまだ、お母さんよりもstarちゃんの方が強いのですが・・・
傍で見ていたmayちゃんが、じれったくなってお母さんに加勢。
一気に形勢逆転して、お母さんがstarちゃんに勝ってしまいました。
そのことが、starちゃんには我慢できなかったようです。

2対1でずるい!勝ってたのに!

お姉ちゃんは悪くないのですが、怒ったstarちゃんがお姉ちゃんに手を上げてしまい、そこから姉弟喧嘩になってしまったようです。
仕方がないので、子供たちを二手に分けました。

お母さんは、starちゃんに尽き沿い。
お父さんは、mayちゃんに尽き沿い。

mayちゃんは、私は何も悪くない!といった感じ。
とりあえず、mayちゃんの言い分をまずは全部聞くことにしました。
私は子供の話を聞くとき、子供の言葉をおうむ返しにしたりします。
ただ話を聞くよりも、

「うん、そうだね。〇〇だったんだね」

と、同じ言葉を繰り返してあげる方が、より一層自分の話を聞いてもらっている感じになるようです。

「そうだね、mayちゃんは納得が出来なかったんだね。」
「starちゃんに叩かれても、やり返さなかったから、えらかったね。」

納得できず、興奮気味だったmayちゃんは、共感が得られたことで次第に落ち着きを取り戻しました。
今回は、これで正解だったのかな。


 



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