中国語通訳のお仕事を頂けるようになって、
しかも、そんな機会が自分の大好きな映像の現場で頂けた。
口での通訳は難しい時もあるけど、中国語と日本語さえ分かっていればそれ程問題はない。
(問題なのは、日本語でもあまり意味の分からない言葉に出会うとき!笑)
しかし、一つの作品を完成させるにあたり、
沢山の方の思いが、監督の演出のもとで生まれていく、
その映像を翻訳したりするのは、どの言葉を、何文字以内でチョイスするかは
かなりのセンスが問われる作業です。
両親との会話が中国語。と、言う特殊な環境で育った私が、
改めて中国語を勉強したいと思う状況になるのは今まで想像しなかった。
中国語で現地の友達と話す。LINEする。耳で言葉を聞く。
その他に観光パンフレットなど日本語版と中国語版がどの様に訳されているかを見るのが大変勉強になって面白い。
と、同時に訳されてる方のセンスも感じる。
語学って面白いね。
だけど、自分の中でやっぱり条件があって、
こんなに好きになれて、こんなに楽しめて、何かのキッカケとなったのは
映像の現場だったからだと思う。
創り手である事。
役者だって創り手である。
なんやろな…
好きなんです。
常に“こっち側”の人間でいたいんですね。