管理職の仕事にもまだなれず、定時退社はままならない。
そんな環境で一日中たっぷりと愛情を息子にかけてあげられないという、どこか後ろめたさがあったのでしょうか。
食事だけは、手をかけてあげたいと、一生懸命に手作りを心がけたいと、少ない時間をやりくりしていました。
そして、おやすみの絵本は絶対に読んであげたい、せいいっぱいかかわってあげたい、と。
自分のきもちでしてきたこととはいえ、日常の中で、家事育児仕事をこなす自分と、子どもができてもマイペースで仕事をこなす夫をくらべ、男女差を感じずにはいられませんでした。
実家からも離れてくれし、知り合いも少ない土地で過ごす私は、一人っきりでワーキングマザーとしての歩みを戦いながらすすめていたようなきもちになっていたのです。
ときには言い知れぬ不満がこころをいっぱいにし、夫に対して不機嫌な態度もとっていたことと思います。
ある日、郊外に息子と三人ででかけた帰りのこと。
思わぬ交通渋滞に会い、夕食時に差し掛かってしまいました。
この時間から帰って作るのも大変だな、外食ですましてしまおうか、という気持ちとたまの休日、家で三人でゆっくり食べたかったのに、なんて、私は準備が悪いんだろう、と自分を責める気持ちとがせめぎあって、どうにもこうにも、気持ちが収まらず、またもや、不機嫌になってしまいました。
「あ~あ、夕食に間に合わないわね」ともらす声も不機嫌に。
夫は何食わぬ顔で、「いいじゃない、どこかでたべようよ」とのんきなものでした。
こどもじみた気持ちのもっていきかたに対してもなんだか、自分自身が許せない気持ちになり、そんな複雑なきもちが、いらいらに拍車をかけていたのでしょう。
そして、日常から感じていたことも 一気にあふれ出てしまったのでしょう。
「そんなに、簡単にいわないで!いつもわたしはどんな思いで食事を大切におもっているとおもうの」
夫はきょとんとして、でも冷静にいいました。
「いいじゃないか」
そして、とってもやさしく「いつもがんばっているんだから」といってこどもをなだめるように頭をなでてくれました。
そう、夫は何にも見ていなかったわけではなかったんだ。
夫はちゃんと見てくれていた。
ここ最近の私の緊張と肩に力に入った毎日を、夫はただ黙って見守ってくれていたのだ。
そう気がついたとたんに、涙がぽろぽろと流れてきた。
とたんに、仕事も、夫も、自分も、いろんなことがやさしくまあるくあたたかく思えて、心がやわらかくなりました。
この日を機に、がんばりすぎない、ワーキングマザーの毎日が楽しくスタートしたのです。
今日も素敵な一日でありますように
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