カルデラ湖でパチリ無事帰国してきました

2017年12月12日

誤解の中にいる不登校の子はつらいね

IMG_5320イヤなことは逃げるんです。
頑張らない。我慢が足りないんじゃないかと思う。
怠け者なんじゃないかな。

お母さんが、わが子に接していて、そう思う。

それは、嘘ではなく、現実に動かないからだと思うけれど・・・・・

気持ちが弱いからだけではないんじゃないかな

というのが、元気学園の考え方

例えば、これは、生徒の話ですが、
ずっと学校にいけないし、いかない。原因は、自分ではよくわからない。
プライドが高いってこともあるし、人のことが気になるってこともある。
勉強は、できるんだけど、思った通りの評価がもらえないってこともあるし、
毎日お腹が痛い。

お母さんからみると、原因は、何だかわからない。
ただ、実際に、学校に行かないという事実がある。それを考えると母は、苦しい。
何かさせようとすると、すぐに「逃げる」。

子どもに対して、腹を立てているかと言うと、そうでもない。
可愛がっているから、子はとても穏やかな性質。

どうしてだろう?と長年頭を抱えてきた。

IMG_5290そこで、相談に来て、「これでは学校どころではないでしょ、まず医療検査だよ」。
と言われて、検査を受けて、

びっくり。

腸の状態もよくないし、心臓の働きもよくないことが、分かった。

今まで病院にかかっていたけれど、そんな風にみてもらったことはなかった。逆に、飲んでいた薬は、よりひどくするものだと分かって、「えっつ?!」。

本人曰く、ファミリークリニックの先生が、
病院によって持っている機械が違うから、どこでも同じような検査はできないし、十分な検査をせずに、訴えだけで薬をだしているところもあること。
また、医師によって、どう見るかで治療方法は全く変わってくる。

と教えてもらって、今まで病院にかかっていたらそれでいいと思っていたから、驚いた。

自分より、もっと親の方が驚いたみたいだった。まさか、体が原因だと思っていなかったから。

それで、治療をしながら、学園生活を送り始めると、
あれよあれよと元気になっていく。

それについては、自分でも、嬉しい驚きだったそうです。

こうして、子どもの表面に出ている事、やる気がないとか、気力が足りないとか、

(もしや、根性がないなんて思っている方は、不登校になったら最初に読む本の、第5章:不登校は根性や努力では解決しないを読んでください!)

IMG_5281不登校を、気持ちの問題にして、わが子を誤解しているところが多いと思います。

それでは、子どもがかわいそう。
親もかわいそうです。

親だって、そう思いたいわけじゃない。分からないからですよね。

でも、時間はどんどん過ぎていくから、わからないままにしないで!

ダメな奴扱いされている子どもたちに、
そうじゃないんだ、原因に向き合えば、必ず、力が発揮できるんだよ」と

言葉だけじゃない、励ましだけじゃなくくて、本当に、元気になることで教えてあげたい。

また、親にも、ダメなんじゃないんだ、その子にとっての原因をみつけて解決する場所に至っていないんだ
適したところに出会えれば、必ず、子どもは元気になると知らせたいです。

子供が変わらないというのは、出会っていないんですよ。

そんなご家庭は、探す努力をする価値がありますよ。

IMG_5285話が飛びましたが、その元気になった子は、寮日誌にこんなことを書いてきました。

1年前と比べると、こんなに活動的な自分になれたというのが信じられないくらいです。
毎日、面白いことがいっぱいあって、笑って暮らしています。
そういえば、家族も、よく笑うようになりました。
自分だけじゃなくて、家族全員を救ってもらったんだと思いました。

親に対して、「申し訳ないなぁ・・・・・・・」って子どもは思っていますからね。
家族が明るくなるのは、ほっと一安心。

誤解がツラいのは、長引くということに繋がってしまう事。
教育の不在の時間は、将来も左右してしまいますから、誤解の中にある不登校を、一家族でも救えたらと思いま〜す

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genki_gakuen054 at 16:30│コメント(1)

この記事へのコメント

1. Posted by 春夏秋冬の母   2017年12月13日 22:46
先生、スタッフの方々、学園の皆さん、いつも大変お世話になっております。
短期留学に行っていたみなさん、お帰りなさい。
息子も、携わっていただいたみなさまのおかげで、無事、短期留学に行って来れました。ありがとうございました。

子どもがなぜ不登校になったのか?私の凝り固まった視点で見つからない原因を探し、病院に通ってはいましたが、心の問題?生真面目な性格の問題?と思い込み、ずっとそばにいた母親なのに…我が子に腸の問題、心臓の問題、無呼吸の問題があることに気づきもせず、長い間つらい思いをさせてしまいました。

元気学園の先生に、からだを治しましょうと、元気学園の考え方を知り、視点を体へと方向転換してから1年後、家から出る事もままならなかった息子が、短期留学に行けるまで元気になりました。
本人にとって貴重な体験になったでしょうし、私にとっても嬉しい成長です。

離れての生活ですが、笑顔と歌声が聞こえる家族になれました。

家族を救って下さりありがとうございます。

クリスマス会にみなさんにお会いするのを楽しみにしてます。

Jへ
短期留学はどうでしたか?
写真を見ながら、どんなみやげ話が飛び出すのかな。
クリスマス会に会えるのを楽しみにしています笑

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