2018年03月16日
静岡市美術館で「白隠さん」を学ぶ
静岡市美術館で白隠(はくいん)展にいってきました。
はくいんさん、な〜んて知らないよ。
と全員が言うのですが・・・大人だって知らない・・・・。
書画をたくさん残したお坊さん。なぜ、そんなに作品数が多いか?
それは、伝えたいから。
禅の教えに基づく考え方を人々に知らして、救済をしたのだと。
また、旅の人でもあり、84歳になくなるまで、全国くまなく歩いています。
実行の人でもありました。
学芸員さんに、解説をお願いしておいたら、「今日は、人も少なめなので、講習形式ではなく、実際に作品の前で説明していく、ツアーガイド方式にしましょう」
作品を眼前に、これは〜、こっちは〜、と、しっかり教えてもらいました。
はくいんさんがどんな人か、また、描いた絵について、同時代に交流した池大雅などもでてきます。
さらに、「今日は、法話がありまして、禅のお坊さんがお話をしてくれるのですが、参加されてはどうですか?」と誘っていただきました。
お坊さんたちの話、なかなか面白くて、うけていました。
もちろん、内容は、禅の思想が基本になっていていました。
はくいんさんは一言では言い表せないくらいの器なので、何となくわかったような気分がした程度。しかし、これが、「最初の一歩」となる展覧会でした。
先日、この白隠展の講演会がありまして、その講演者、ベイリーさん(日本ロレックス社長)と、生徒の祖父母がたいへん親しいので、ぜひ、行ってみてくださいと、招待していただき、実は、私、お話を聞いてきたのです!
ベイリー氏は、白隠さんが、大好きだそうです。
白隠さんと、哲学者のウィトゲンシュタインとの共通性などについても語っており、たいへん興味深かったです。
最後に、白隠さんとお仕事と関係がありますか?と質問がでていました。
禅がお好きという外国人の方、多いですが、惹かれる何かがあるのですよね。
この講演会について、静岡新聞では、何度も掲載されていました。
子供たちの楽しみは、見る、聞く、だけではなく、買う!というのも。
静岡市美術館のショップは、楽しいものがいっぱい。
この本、買っていいですか?
この便せん、買おうかな?うん、買おう買おう!!
楽しくお買い物をしました。「えっつ、写経セット?!」「これで練習したら、字、うまくなりますかね?」
こうして、度々、美術館や博物館におでかけするのですが、
回を重ねていくうちに、子供たちに、教養らしきものが身についているように思います。
父母の方は、感じているのではないでしょうか?興味の対象が変わってきたことをことを。
絵や文や、そういうことに、関心を示すようになっています。
人は、次の世代に何かを伝えるという役割があります。
文化や伝統、芸術や思想、前の世代から、大切なものとして、両手で受け取って、次の掌(てのひら)にそっとのせていきたいです。
はくいんさん、な〜んて知らないよ。
と全員が言うのですが・・・大人だって知らない・・・・。
書画をたくさん残したお坊さん。なぜ、そんなに作品数が多いか?
それは、伝えたいから。
禅の教えに基づく考え方を人々に知らして、救済をしたのだと。
また、旅の人でもあり、84歳になくなるまで、全国くまなく歩いています。
実行の人でもありました。
学芸員さんに、解説をお願いしておいたら、「今日は、人も少なめなので、講習形式ではなく、実際に作品の前で説明していく、ツアーガイド方式にしましょう」
作品を眼前に、これは〜、こっちは〜、と、しっかり教えてもらいました。
はくいんさんがどんな人か、また、描いた絵について、同時代に交流した池大雅などもでてきます。
さらに、「今日は、法話がありまして、禅のお坊さんがお話をしてくれるのですが、参加されてはどうですか?」と誘っていただきました。
お坊さんたちの話、なかなか面白くて、うけていました。
もちろん、内容は、禅の思想が基本になっていていました。
はくいんさんは一言では言い表せないくらいの器なので、何となくわかったような気分がした程度。しかし、これが、「最初の一歩」となる展覧会でした。
先日、この白隠展の講演会がありまして、その講演者、ベイリーさん(日本ロレックス社長)と、生徒の祖父母がたいへん親しいので、ぜひ、行ってみてくださいと、招待していただき、実は、私、お話を聞いてきたのです!
ベイリー氏は、白隠さんが、大好きだそうです。
白隠さんと、哲学者のウィトゲンシュタインとの共通性などについても語っており、たいへん興味深かったです。
最後に、白隠さんとお仕事と関係がありますか?と質問がでていました。
禅がお好きという外国人の方、多いですが、惹かれる何かがあるのですよね。
この講演会について、静岡新聞では、何度も掲載されていました。
子供たちの楽しみは、見る、聞く、だけではなく、買う!というのも。
静岡市美術館のショップは、楽しいものがいっぱい。
この本、買っていいですか?
この便せん、買おうかな?うん、買おう買おう!!
楽しくお買い物をしました。「えっつ、写経セット?!」「これで練習したら、字、うまくなりますかね?」
こうして、度々、美術館や博物館におでかけするのですが、
回を重ねていくうちに、子供たちに、教養らしきものが身についているように思います。
父母の方は、感じているのではないでしょうか?興味の対象が変わってきたことをことを。
絵や文や、そういうことに、関心を示すようになっています。
人は、次の世代に何かを伝えるという役割があります。
文化や伝統、芸術や思想、前の世代から、大切なものとして、両手で受け取って、次の掌(てのひら)にそっとのせていきたいです。
小林 高子
クロスメディア・マーケティング
この記事へのコメント
1. Posted by 春夏秋冬の父 2018年03月16日 20:57
先生方、いつもありがとうございます。
子供達が大きくなって、グローバルな世界で人と話をする時に、とても大事なリベラル・アーツの部分。普通の高校では後回しにされて、大学に入ったとしても「教養科目」って、昔は専門より少し下に見られてしまうところでしたが、大人になって、この歳になってその大事さを感じてます。
自然科学ではない、人が作り上げた「アート」をとても吸収しやすくして下さって、なんだが親のこちらが羨ましいです。今度、子供に教えを請おうと思います。
子供達が大きくなって、グローバルな世界で人と話をする時に、とても大事なリベラル・アーツの部分。普通の高校では後回しにされて、大学に入ったとしても「教養科目」って、昔は専門より少し下に見られてしまうところでしたが、大人になって、この歳になってその大事さを感じてます。
自然科学ではない、人が作り上げた「アート」をとても吸収しやすくして下さって、なんだが親のこちらが羨ましいです。今度、子供に教えを請おうと思います。