おはようございます。

今日は当直です、、、。

静かな夜を願っています。(笑)


●人の意見を聞いてみる。

人は、35歳までは自分の器を広く持って、色んな事にチャレンジしてみるべきだと思います。

また、自分の考えに固執せず、色んな人の意見を聞いていくべきだとも思います。

それがよっぽどマイナスにならないのなら、いったん受け入れて、実行してみる。

それで、自分に合わなければ、捨ててしまえば良いのです。

自分に合っていれば、新しく自分の器を広げることができます。

おはようございます。

梅雨入りになりました。

まだ厚さがないので、意外と気持ち良い天気です(笑)

●謙虚さ

立場が上になるほど、慢心が出てくる。

慢心が進むと謙虚さがなくなる。

よって、自分のポストが上がるほど、より周囲に感謝し、謙虚でなければならないと思います。

どんなに謙虚でも、謙虚すぎで、怒られることはありません(笑)

慢心とは、「まさか」という坂への入り口なので注意すべきです

こんばんわ。

昨日は、東京で人工呼吸器のセミナーに参加してきました。

たまには病院の外のセミナーを受けることは刺激的であり、新鮮ですね。

日々勉強ですね。

●他業種と交わる。

自分の仕事のつながりの人間とばかり会っていると視野が狭くなります。

仕事以外のプライベートでは、なるたけ他業種の人間と交わるように努力することは大切だと思います。

他業種の人と接する事で、自分自身の社会における客観的な位置づけをすることができるからです。

専門バカにならないように私も気をつけたいと思います。
おはようございます。

昨日は当直でした。夜中に呼ばれてあまり眠れませんでした。(笑)
でも、私は、可能な限り、体力の続く限り、現場の第一線で当直も入り、仕事をしていこうと思っています。

常に問題は現場にあるからです。


●上の立場に来るほど、下にいる現場から気持ちが離れやすい。

上の立場になり、管理職としての仕事が増えてくると、やや現場から遠ざかり始めます。

しかし、管理的な仕事ばかりしていると、だんだん現場の問題や事情が分りにくくなってきます。

私も今中間管理職的立場にあるため、このことを実感します。


可能な限り自分が現場に立つ時間を増やすことで、また現場の人間との対話を行うことように心がけています。

それでも、仕事に慣れてくると、自分にとっては簡単に感じることも、後輩にとってはまだ難しいということが分かりにくくなります。


常に、自分が社会人1年目の何もできなかったときのことを思い出すことで、後輩の立場にたった言動ができるようにしたいと思います。

おはようございます。
今日は暑くなりそうですね。私は今日は当直です(笑)
病院のクーラ
ー使わせて頂くかもしれません。

●相手の可能性を信じる。

研修医の先生を教えるときは、相手の可能性を信じることが重要です。

相手がやりたいと思ったことは、なるべくやらせてあげるようにする。

ただし、物事には順番があるために、いくらやる気があり、チャレンジをしたいということがあっても、あまりに現在の能力から飛躍しすぎていると、あまり良い勉強にはなりません。

そこの判断は難しいところですが、ここでも一応チャレンジをさせる。

それで、自分の力だけでさせて、やはり自分で無理だなと自覚できれば、それは良い勉強です。

また、もしかしたら自分でできるかもしれません。

「それは無理だよ!」と出鼻をくじくのは、若手のやる気を失い、潜在能力を開花させることができないと思います。
こんばんわ。

今日は初夏の晴天でした。
海がきれいで感動しました。
穏やかな海のように常に春風のような言動を心がけたいものです。

●相手の状況に応じて、教え方を変える。

研修医の先生を教えるときは、相手のタイプや状況によって、教え方を変えるのが大事だと思います。

教え方の基本は、「9褒めて、1教える」と私は思っています。

その場合、基本的に相手の取りたいスタイルをなるべく認めてあげるようにします。

つまり、なるべく自由に自分でやりたいタイプには、なるべく任せて自分でやってもらう。


また、まだ自立できておらず、ある程度付き添った方が良ければ、なるべく一緒に行動する。

そうやって、慣れてきたら、今度は一人でできるように任せてみる。


相手の9割は認めるという原則を持っていれば、自然に相手に応じた教え方をすることができると思います。

自分が初期研修医の頃は、何もできませんでした(笑)

出来の悪い研修医の1人だったと思います。

仕事ができないことで良く悩んでいました。


そんな自分も、医師になり8年がたつと、現場にも慣れ、アカデミックな研究も進めていけるようになりました。

これは単に自分が不器用に量をこなした結果でした(笑)。


不器用なことで色んな苦労をしましたが、今となってはかえって才能がなく、要領も悪かったおかげで、こつこつと積み重ねることの大切さは分かりました。


今は、自分が下の先生たちを指導する立場にありますが、人は自分が昔できなかったことは忘れがちで、出来ない人に厳しく言ってしまう性があると思います。

私は、自分ができなかった日々の事を忘れて、人に厳しくするのではいけないと思います。


慢心ほど、自分の身を滅ぼすものはありません。

自分が上の立場になってきたからと言って、自信過剰になったり、権力を振りかざしたりし出すと、必ず人は「まさか!」という坂を転げ落ちます(笑)

「実るほど頭を垂れる稲穂かな」というくらい、上に行けばいくほど、謙虚すぎるくらい謙虚になるのでちょうど良いと思います。


そのためには周りへの感謝を常に意識することだと思います。

そして、自分が出来なかった日々のことを忘れないこと。


春風のような優しい人間を目指したいと私も思います。


どんな職業であれ、自分の職業に関することしか勉強していないと「専門バカ」になってしまい、自分の技術者として、また人間としての成長には限界が出てくると思います。


医師として、専門の世界で大きな成功をおさめても、晩年、さらに勢いを増して、世の中の人々に良い影響を与え、役に立つ存在になるような人は、そう多くないと思います。

そのような人間になれるかどうかは、政治・経済などの社会常識、国際情勢や歴史の知識、そして、人間の根っこを作る学問である、人間学の勉強を若い時期から、どれだけ真剣にやってきたかによると思います。


私が1つのロールモデルとしているのは、「生き方上手」というベストセラーになった本を書いた、聖路加国際病院の日野原重明先生です。

100歳を超えても、まだ多分野でご活躍されており、医師という枠をはるかに超えた存在です。

日野原先生の著書を読むと、いかに医学以外の学問を広く勉強してきたかが、よく分かります。
臨床医学においては、患者さんとの目線合わせが重要です。


では、どうすれば患者さんの立場に立てるのか?

それは、「考える」のではなく、「感じる」ことだと思います。


私は、感性哲学を説いた芳村思風先生の著書を読んで、このことに気づきました。


以前は、頭で考えることが多く、あまり患者さんの気持ちを実感できませんでした。

しかし、相手の立場に身を置いて、「感じる」ことに努めたときに、患者さんの気持ちを実感することが少しずつできるようになってきました。


理屈・理論ではなく、感性を磨くことが、医師にとっても重要なことだと考えています。

仕事の役職が上がっていくほど、自分の他者への発言力や影響力は強まってきます。

自分の意見も通りやすくなってきますが、どんな物事にもプラスの面があれば、同じくらいのマイナス面があることを知っていなければなりません。


つまり、自分が、不適切な言動をしていると、それもかえって他人の目に留まりやすくなるということです。

そして、何かしら問題を起こしたときの責任も大きくなると思います。


役職が上がるほど、人徳のある言動をする必要があるということです。

役職が上がると、傲慢な言動になり失敗し、最終的には「まさか(坂)」という坂を転落していく人がいます。


一番は周囲への感謝を忘れないことだと思います。感謝ができれば人間はおのずと謙虚になることができるからです。

「実るほど頭を垂れる稲穂かな」
でありたいものです。