昨日から母の様子がおかしいので急きょ仕事をお休みさせていただいてます。
それは昨日の夕方。
夕飯の支度を済ませた母が玄関先=ボクの部屋の前まで来てこう言ったのです。
「晩ごはんの準備出来たから、帰るからね」
!?
ちょっ! 何を言ってんだ!?
あわてて部屋を出るとすっかり外出の準備をした母の姿が。
「なーに言ってんの! どこに行くの? ここ、母ちゃんのうちでしょう」
「ええ~?」
認知症はおかしなことを言っても否定してはいけないとは聞いてますが、そんな悠長なこと言ってる場合じゃありません。
なんとかなだめてダイニングまで戻して、落ち着くようにと座らせました。
「ちょっと待ってよ。ゆっくり考えて。ここは母ちゃんのうちだよ?」
「いや、でも、おまえのうちだろ・・・」
「ずっと一緒に住んでるしょ?」
「そうだったかい・・・?」
6年前に東北から戻ってから一緒に暮らしてること。
それから父が倒れて入院したこと。
一緒に父の見舞いに行ったこと。
その後、父が亡くなったこと。
そんなことを説明しているうちに何となく母も“気が付いた”ようでした。
正直、焦りました。
こういうのが徘徊に繋がるのだろうか・・・?
そして今朝。
ボクはいつも5時半に起きるのですが今朝は10分ほど早く目が覚めました。
トイレに向かうと居間を“ほうき掛け”している母の姿が見えました。
普段はボクが出勤してから起きる母なのに、ボクよりも先に起きてる。
そんな朝早くに掃き掃除なんてすることは今までに見たことも無かったのに、せっせと“ほうき”を動かしている。
少し迷ったけど仕事を休んで今日は母の様子を見守ることにしました。
3か月前は「時々おかしなことを言う」状態だったのですが、最近ではその比率がすっかり逆になってきました。
認知症の進行が早く感じます。
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