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昨日、仕事から帰って、エビのお迎えまで20分ほど時間があり、

ほっと一息ついてコーヒーなぞ飲んでおりましたら。


お義母さんから家族カカオにメッセージが。


「今日はみんな何時に来られるの?」



ん?なんのこと?( ゜∋゜)







・・・・・・・・・・・・・・











( ̄□ ̄;)!!












マグロさんの曾祖母さんの命日だった。
il||li _| ̄|○ il||l






オーマイガーっ!(T▽T;)


エビをお迎えに行き、すぐさまタクシーに乗って、義兄宅に向かいました。


韓国では命日にチェサという儀式をします。

料理を作り、霊をお迎えするわけです。


このチェサが!!!

嫁にしたらすごい負担なんですわー。


男性陣は夜だけ来て儀式に参加すればいいですが、

女性は料理を準備しなければなりません。


命日当日に行われるため、平日に当たることがほとんど。

基本的に仕事を休んで行うので、大変です。


8月にはマグロさんのお祖母さんのチェサがありました。


その日はなぜか、マグロ家のみんな仕事が大忙しの時期で。

集まったみんな、疲労困憊。


特に義姉は、翌日に社長への報告会を控えており、

仕事を休むのは無理だったので、早退してチェサのために夕方帰宅してきたのですが、



フラッフラ。



報告会の準備やストレスで、数日間吐いているとのこと。




そんな中、チェサ。



嫁たちの仕事が忙しいと、お義母さんが一人で料理をしなければいけませんし。

誰も幸せじゃありません。


必ず命日(しかも旧暦で行うため、毎年日にちが変わる)の夜に行われていますが、

近い週末にしちゃったらダメなんですかね?


とにかく、女性陣には負担が大きく、

できるだけチェサを減らす方向にしたいと、マグロ家は考えています。


お義父さんとお祖母さんのチェサはやるとして、

曾祖母さんのチェサは、いい加減もういいんじゃないか?と去年あたりから話しています。


お義母さんにしてみたら、夫も姑もなくなったのに、

夫のお祖母さんのチェサまでするのは負担なのであります。


やめたいと思っていますが、勝手にやめるわけにもいかず。

伯母さん(義父の姉)の許可が必要です。


しかしながら、こちらから「やめたい」とも言い出せず・・・・


8月のお祖母さんのチェサの時、私はお義母さんに聞かれました。


「ねえ、イクラ。10月の曾祖母さんのチェサ、伯母さんがもうやめてもいいって言ってたよね?

去年のチェサの時に、これが最後って言ってた気がするんだけど?」


たぶん、お義母さんは、


「ええ、言ってました!もうしなくていいと思います」


という答えを期待していたと思いますが。

KYな私は、正直に答えてしまいました。


「いいえ!去年、お義母さんが伯母さんにチェサをやめる相談をしたいと思っていたのに、

伯母さんが息子夫婦の離婚問題でチェサに参加できなくなり、相談できなかったんですよ」


私の答えに、お義母さん不満そう。


「え?そんなことあった?去年のことなのに、ちゃんと覚えてるの?」


ええ、私は覚えているのです。


なぜなら、



ブログに書いたから。



ブログに書くと記憶に残るものですね。

日常を忘れたくない人には、ブログを強くお勧めします。



とにかく、伯母さんから許可はもらっていないのです。


で、この間のチュソクの連休前半に、

お義母さんは田舎へ行き、伯母さんに会いました。


曾祖母さんのチェサについて確認しようと思ったそうですが、なかなか言い出せず。


“伯母さんは確かに、もうしなくていいいって言ってたはず!”


と、お義母さんは一人でそう納得することにし、

伯母さんに確認できないまま田舎を後にしようと、帰りのバスに乗り込んだら。


突然、伯母さんがお義母さんのバッグに封筒をねじ込んで来たそうです。



「曾祖母さんのチェサ代よ!!」



伯母さんがそう叫んだところで、バスのドアは閉まり、

お義母さんは封筒を返すことができず、もらって帰って来てしまいました。


翌日、チュソク当日で家族で集まった際、お義母さんはうなだれて言いました。


「伯母さん、もうやめてもいいって言ってたはずなのに、

曾祖母さんのチェサ代を渡してきたんだよ。どうしよう?チェサやらなきゃいけないかね?」


しつこいようですが、

私のブログの記録によると、去年のチェサに伯母さんは参加しておらず、

チェサをやめてもいいとは、一言も言ってないと思われます。


そこで、みんなで話し合い、

チェサ代をもらっておきながら、やらないわけにはいかないだろうということに。


しかしながら、曾祖母さんの命日は月曜日で、みんな仕事があることだし。

お義母さんが簡単にご飯を作り、儀式もしないで、ただみんなで夕飯を食べよう!


ということに決まりました。


伯母さんがチェサに参加しない時には電話が来るので、

みんなで集まっているのがいいだろうと。


というわけで、ただ夕飯を食べるという、いつもと違った命日だったため、

私とマグロさんはすっかり忘れていたのでした。


マグロさんも会社から大慌てで駆け付けました。


チェサというのは、もともと真夜中の0時に行われるものだそうですが、

あまりにも負担が大きいので、マグロ家では20時に行います。


20時前後に伯母さんから連絡が来るだろうと思っていたお義母さん。

義兄に訴えました。


「伯母さんから電話が来たら、こういうんだよ!


『伯母さんが曾祖母さんのチェサはもうしなくていいって言ったのに、

母さんがやるってきかなくて、やったんですよ。もう来年からしなくていいですよね。

伯母さんから母さんに言ってくださいよ』


って!わかった??」




完全なるや・ら・せ!!!(((゜д゜;)))


お義母さんの立場では、こちらからやめたいと言えないので、

あくまでも伯母さんがやめろと言っていたということで押し通し、

そのうえ、ハッキリと伯母さんの口から「もうやめろ」と聞きたいのです。


そんなお義母さんの言葉に、

 



義兄、無視。



仕方ないので、お義母さんはマグロさんに、


「じゃあ、マグロが言いなさい!」


と、同じやらせを強要してきましたが、


「なんで、僕が!?それは兄さんが言うべきことだろ!?」

 

と、マグロさんも拒否。


そんな話をしながら、みんなでご飯を食べ、伯母さんからの電話を待つ我々。







電話、かかってこなかった・・・





こちらからかけたら?と言ったら、礼儀的にそれはおかしいそうです。


伯母さんから「やめてもいい」という許可がおりないまま、今年も曾祖母さんの命日は終了。


果たして、来年は・・・・・?








最近仲良しのエビとトルトリ兄さん。

トルトリ兄さん、めちゃくちゃ面倒見がいいんですわ。
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