先ほど、Rejetソングのアンケート情報がツイートされましたね。

どれどれ?と覗いてみて・・・・

大きく二つに分かれた(ディアラバとピタゴラス)それは、私にとって地獄の苦しみを味わわなければいけないものでした。。。。

だって、だって!!!

100歩譲ってディアラバはなんとか・・・5曲ぐらいに抑えてもイイよ。
無理やり抑えるよ。(頑張ってみるよ)

でもね、でもね!!

ピタゴラス系を絞り込むなんて・・・・
『複数選択可能』
って言ったって、全部選んじゃってもイイの?(爆)

いえ、そんなことしたら、その先の質問に答える私が大変なことになっちゃうから。
じゃあ・・と、絞り込もうと・・・ちょっと考えてみた。

く、く、く・・・・四肢を引き裂かれるような苦しみが・・・・!
どの曲にも思い入れが有り過ぎて・・・・・

じゃなきゃ、こんな異常とも言える増量体制で毎日毎日聞き続けられるはずもない。
でしょ?



さ、気を取り直して・・・・
本日はこちらの感想です。



大正偶像浪漫「帝國スタア」キネマトグラフ 弐番星 勲
ボイスは野島健児さん

ではでは、いつものように、ネタばれは困るのって人や
こういうのって興味ないんだよねって人は
このまま回れ右してお帰りくださいね。

























微かに聞こえる勲の寝息。
起こさないように、そっと布団から抜け出そうと・・・・・

見つかっちゃいました。(笑)


復活公演できる日が見えてきている、そんなある日。
久しぶりの休日。

朝ご飯なんていいから、このまま昼まで・・・・・

相変わらず、少々強引で・・・とても甘く・・・抗えない魅力と・・・・・・キス。


そうでした。
『わたし』と勲は前回のラストで二人だけの祝言をあげたんでした。
三々九度は・・・水で薄めるタイプの濃縮ジュースの”原液”で。(笑)

弐番星として舞台に立つことはなくなったけれど、オーナーとして帝國スタア再建の切り盛りをしている。
わたしも共同経営者として、そして妻として、彼を支えている。

復活公演の目処も立ち、そろそろ演目を決めなければいけない。

久しぶりの休日に、二人で浅草へと出かける。

『どうする?』

舞台の演目の話。
勲は舞台から身を引いてオーナー業に専念をすると決意をし、その言葉通りにしてきた。
けれど、多くのファンや世間の声は弐番星勲の舞台復帰を願っている。

そして、わたしも・・・。

あんなに『なんて人!』って憤っている時でも、彼の舞台に彼の演技に魅了された。
心奪われた。
また、彼の演技を見たい。
それは正直なわたしの気持ち。

『世の女性たちに、そして今の時勢に望まれる演目は?何がいい?』


「オペラ座の怪人」が良いと思う。


彼の息が詰まる。
確かに、かつての帝國劇場で人気の演目。
今の時勢にも合っているだろう。
ただ・・・・・

「オペラ座の怪人」は勲が主役のファントムを演じる看板舞台。
それだけに思い入れも大きい。

後続の役者にこの役を任せるにしても・・・・
心がすんなりとOKを出せない。


「ファントムはあなたが演じて」


もう舞台には立たないと決めている。
でも、この役は自分のだという気持ちも、確かにある。

『少し考えたい』



やはり、どう考えても「オペラ座の怪人」が最適の演目。
そして、世間の声からも、自分の役への思い入れからも、ファントムは自分が演じるのが良い。

『演者として復帰する』


とはいえ、オーナー業を辞めるわけではない。
オーナーと演者という二足のわらじ。

他の配役も決め、順調に稽古は進む。
そう・・・表面的には。。。

他の役者たちの稽古をつけながら、自分も『今まで通り』そつなくこなしていく。

周りには気付かれないだろう。

これは自分の問題。

一度、演ると決めて進めてきたことだから、降りるという選択肢は無い。
が・・・、どうしても、どうしても・・・・・。


わたしも自分の仕事が終わり帰ろうとしたのだけど、まだ一人残って稽古している勲と一緒に帰ろうと舞台へ行ってみた。
わたしを見て、ほんの少し動揺したようにも感じたけれど・・・
まだ稽古が終わってないから、先に帰るようにと言われてしまった。

舞台本番が迫っているのだから、そっとしておいた方がいいのかもしれない。


復活公演の前日。

『やはり、おまえには隠しておけない』
と、打ち明けられる。

ファントムのラストのセリフ。
どうしても、これを言いたくないのだと。

それは、ファントムがクリスティーヌに永遠の愛を誓うシーン。
これが無ければ、舞台は成り立たないし、最大の見せ場でもある。

『愛してる』という言葉。
これは、おまえ以外には言いたくない。
おまえ以外には言わないと決めた言葉。
だから、どうしても気持ちが入らず言い淀んでしまうのだ、と。

これを聞かされて、作中の『わたし』も笑ったけれど、聞いている『私』も笑いました。

なーんだ、そんなこと、って。

もっと深刻な何かがあって、それで最近の態度が変なのかと思って心配していたから。

確かにね、本当に好きな人、愛してる人以外に『好き』だとか『愛してる』だとかって言いたくないなっていう気持ちは分かる。
分かるけど・・・・この場合は、ねぇ。(笑)

演者としても、若手に稽古をつけるにしても、オーナーとしても、そして夫としても、しっかりと完璧にこなしている彼の、ちょっと可愛い一面。

そんなこと、ってわたしに笑われ、吹っ切れたみたい。
翌日の舞台は、今までよりもずっと素晴らしい舞台になった。
鳴り止まない拍手の嵐。

復活公演は大成功。

千秋楽の昼公演が終わった後。
あとは夜公演を残すのみ。
普段は立ち見を入れないのだけど、立ち見を入れなければ収拾がつかないほどの大盛況となっている。

役者として、全てを出しきったという勲は、今夜の舞台を最後に、もう舞台には立たないと言う。

今後はオーナー業に専念する。


本当は少し惜しい気もする。(私が)
だって、あんなに短いラストのファントムの台詞で、胸がぎゅっと詰まって涙が出てくるくらいのものだったから。(野島さんの演技によるものだけど)



オレについて来いタイプの勲。
そんな彼の可愛い一面。
そういえば、前作ではツンデレも見せてくれたっけ。

そんな風に、他の人には見せない一面を、わたしにだけ見せてくれる。
こういうのっていいなぁ。

私だけが知っている彼の一面。
もちろん、もったいないから誰にも言わない。(笑)
二人だけの秘密。

ってところで、うちのPCくんが・・・

『二人だけの秘密だよ』 by初体験❤


相変わらず、なかなかにタイミングの良い子です。(笑)



さて、今夜はもっとりっぽん。

明日はりっぽんシリーズ初参加の翔太くんの感想です。
お楽しみに。






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