洗顔フォームがなくなった。

ということで、この間、北海道に帰った時に買ってきた無添加せっけんの出番です。

 

本当は札幌の本店に連れて行ってもらおうと思ってたんだけど、急遽真っ直ぐ実家に戻ることに。

新千歳について、高速バスの時間を見ると…

あと1時間もある。

それならば!

空港内のショッピングモールへGO。

ここで職場へのお土産(フェイスマスク)とご近所友達へのお土産を買うことに。

さすがに全種類は置いてなかったけど…。

友達用と自分用と、全部違う種類でね。

この間の夜のお茶会の時にお友達に渡して…。

 

言うの忘れてた。

このせっけん、身体はもちろんのこと顔にも使えます。

北海道の原料を使って手作りしている無添加せっけん。

白樺とかヤギのミルクとか小豆とか、いろいろ種類があるのだけど(基本のもので10種類)、自分用のは季節限定のこれ。

 

 

説明を見ると、それぞれの種類によって泡立ち方が違うんだって。

細かい泡とかもっちり泡とかっていう風に。

私が使った『月桃とハーブの石鹸』は泡が細かくてなめらかでした。

泡立てて顔に乗せて…ハーブの香りがふわりと漂う。

すぐ消えてしまうような泡ではなくて、しっかりとした感じ。

洗い上がりもさっぱりしっとり。

肌に残った香りは少し経つと名残惜しそうに消えていきました。

 

で、今日のお風呂タイムに身体にも使ってみました。

うん、なかなかイイ感じです。

 

 

 

 

 

 

 

というところで、本日の本題はこちら。

 

 

新撰組暁風録 勿忘草 第七巻 桂小五郎。

 

ボイスは花江夏樹さん。

 

ではでは、いつものように、ネタばれは困るのって人や

こういうのって興味ないんだよねって人は

このまま回れ右してお帰りくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昨日の記事に書いた『ギャップがたまらん』というお話し。

まるで、今回の桂小五郎を予見するかのようでした。

 

そうなの!

ギャップが……!

 

キャストトークで花江夏樹くんが『最後痛くなかったですか?大丈夫ですか?』って心配してくれてましたが・・・

 

全然OKです!

全く問題ありません!

っていうか、あのシーンが最高にヨかったです!!

 

 

 

 

 

さて、暁風録で初参加となった桂小五郎。

歴史に疎い私。

名前は知っているけど、長州側の人だということは知っているけど・・・

明治政府で何かの役職についたってのは知ってるけど・・・

 

何歳で亡くなったのかとか、新撰組とどういう関わりがあったのかとかって分かってない。

 

それと・・・・

今作で描かれている桂小五郎って、実在した桂小五郎とどのくらい近いんだろう?

 

そこで、今朝起きてきて真っ先にしたことが、桂小五郎の検索。

まず、基本になる(笑)池田屋事件のときに桂さんは何をしていたのか?

勿忘草シリーズが始まった時に池田屋事件のことを調べたけど、そこに桂さんの名前が出てきた記憶がないから。

黙秘録にしても血魂録にしても、池田屋に桂小五郎がいたっていう話は出てきてないしね。

 

そうしたら、実は池田屋での会合に出席するはずだったんですって。

ところが、早くに着き過ぎてしまって、他所で時間をつぶしている最中に池田屋事件が勃発。

桂さんは巻き込まれることなく、しばらく京に潜伏して情報収集していたけれど、その後帰郷したんだとか。

 

この池田屋事件のとき、桂さんは満31歳。

近藤さんの1歳上ですね。

 

暁風録は池田屋事件の前の時期を描いている作品なので、これより若い。

って、そうか。

公式サイトに行けばいいんだ(笑)←読みに行ってないことがバレバレ

 

・・・・・24歳になってますねぇ。

ということは、池田屋事件のかなり前。

ふむ・・・・感覚的には3、4年前くらいかな?って思ってたんだけどな。

 

まあ、いいや。

 

剣豪として知られる桂さんですからね。

もし、池田屋事件のときに現場にいたとしたら・・・・

新撰組の圧勝ということにはならなかったかも。

新撰組の主要メンバーが多数行ってますからね。

もしかしたら、桂さんと相対した人が最悪命を落としたり、重傷をおったりしたかも。

そうすると、歴史が変わってくるんでしょうね。

 

 

 

さてさて、暁風録の舞台は吉田松陰の私塾『松下村塾』。

長州から派遣された江戸遊学のメンバーであり、今は松陰のもとに里帰り中。

彼は塾生ではなくて、松陰と共に塾生に教えるという立場。

 

その松下村塾に下女として勤め始めた『わたし』。

何かと失敗してしまうわたしを気遣ってくれる優しい人。

塾生たちに教えている時も、松陰先生と意見を交わしている時も、とても穏やかで優しい。

 

 

剣豪と言われているけれど、実際に塾生たちの鍛錬に腕前を披露することは滅多にない。

 

『晋作から1本取れたら、相手をしても良いよ』

 

 

彼の優しさに触れ、目にしているうちに、しだいに彼に惹かれていった。

 

そんなある日のこと。

衝撃的な現場に遭遇することとなる。

 

暗くなると辻斬りが出るから気をつけるようにと言われていたけれど…。

まさにその現場に…。

 

しかも・・・・「あれは…桂さん?」

 

見つからないように、物陰に隠れ…

相手が刀を抜いても桂さんに敵うわけがない。

あっという間に何人もが斬られ・・・・「気付かれた!」

 

遠かったし、暗いし、わたしだって気がついてないかもしれない…

 

まるで何も見ていない、何も知らないという風に、いつも通りに接していた。

…つもりだった。

 

『やはり、お前だったか』

 

翌日、顔を合わせたとき、わたしが一瞬見せた怯えたような表情。

いつもとは違うぎこちなさ。

見ていたのがわたしだとあっさりバレました。

 

 

 

『わたし』にだけ見せる”2面性”ってのがたまりません。

 

彼の裏の顔を知って”生きている”のは、わたしだけ。

わたし以外の他の人は、彼の表の顔しか知らない。

 

 

どうして彼が裏の顔を持ってしまったのか。

 

江戸に行っている時、要するに根回しする役目を仰せつかったのだけど失敗してしまった。

この時、初めて人を斬った。

「気が付いたら見知らぬ何人もの人が息絶えていた」

秘密裏での工作だったことと、関係のない人たちも死んでいるということから、何の疑いもかかることなく”辻斬り”として処理されたんでしょう。

 

けれど、この時から、”桂小五郎”として保つために”人を斬る”という事態になってしまう。

絶対に失敗できないという過剰なストレス。

みんなを導くという立場。

そういうものがどんどん溜まって…パンと弾ける前にガス抜きのように”人を斬る”。

 

 

この時の桂さんって、本当に狂気じみてる。

それはもう、恐ろしいくらいに。

 

けれど・・・・

そんな彼に不思議な魅力を感じる。

作中のわたしの行動を見てると、この魅力を感じているのは『私』だけじゃない。

『わたし』も強烈に惹きつけられてる。

 

花江くんが『痛くなかったですか?』と言ったラスト近くのシーン。

 

どうすればいいのか…上手い考えがまとまらない。

塾生たちも彼に縋るように知恵を出してくれるのを待っている。

ストレスはMAXに。

 

自分を取り戻すために辻斬りへ出かけた彼を追った。

止められないだろうってことは分かってる。

わたしが行ってもどうしようもないことだって、分かってる。

それでも、じっと待ってなんていられない。

 

「いったい何人斬ったんだろう・・・

 数えていた人数も途中から分からなくなった・・・まあ、いいか」

 

 

狂気をはらみ・・・・

でも、とても辛そうに見える。

刀が・・・・わたしに振り下ろされる。

 

 

 

 

 

 

 

わたしは肩を斬られました。

誰にも言わず、自分で手当てをした。

数日後、桂さんに声をかけられた。

 

「ちゃんと傷の手当てはしてるの?」

 

「傷を見せてごらん」

 

まだ傷は塞がってはいない。

かなり深く斬られたから。

 

「傷が残りそうだね」

 

残ってもイイと・・・思ってる。

 

「すぐに傷の様子を見なかったのは、この傷痕が残るように、だよ」

 

この傷に歯を立てる。

それだけでは足りないとばかりに、割った鏡の破片を突き立てる。

流れ出る血を舐め吸い、噛みつく。

 

花江くんが『痛くなかったですか?』って心配してくれた通り、

 

痛かったです。(笑)

 

聞きながら、悲鳴を上げたし、呻いたし、泣きました。

 

でも、痛さ以上に嬉しかった。

 

自分の気持ちが何なのか分からないと言いながら、わたしにだけ見せる特別な執着が。

一生消えない傷を・・・・残したいという思いが。

 

赤い痕は消えてしまうけど・・・

この傷痕はずっと残るから・・・

 

激動の時代。

下女のわたしにだって分かる。

この先、ずっと一緒にいられるとは思えない。

 

きっと、近いうちにわたしの前から姿を消してしまうだろうから。

 

 

この翌朝。

彼は京へと旅立った。

これはわたしに残された手紙で知ったこと。

彼はわたしに日々あったことを日記に書くようにと命じていった。

そして、自分の日記(分からないように辻斬りのことが書かれてる)を処分するように、と。

 

読み進めていると、まるでこれが今生の別れのような気がしてくる。

涙が滲む。

 

最後の最後で思わず、泣き笑い。

だってね。

「世界中で誰も知らない自分の秘密を知っているお前を残して死ぬほど迂闊じゃない」

「だから、必ず戻る」

 

どうやら日記をちゃんと書いたかどうかのチェックも入るみたい。

サボった時のお仕置きにも興味ありますが(笑)

ここはちゃんと褒めてもらえるように・・・頑張ろう。

 

 

 

 

 

 

 あちらこちらにリップ音が散りばめられてますが。

やはりなんと言っても、あのラストシーンでしょう。

吸血鬼に吸血され慣れてますが、人間に血を啜られるってのは・・・なかなかあるものじゃありません。

 

 

 

来月は”お帰りなさい”の近藤さんですね。

戻ってきてくれて本当に良かった。

近藤さんは江戸のわたしにも”お嬢さん”って言ってくれるのかな。

 

 

 

さて、今夜は幽玄ロマンチカを聞きます。

(なかなかレム様が来ません)←やはり焦らしプレイのようです笑

 

 明日も感想記事でお会いしましょう。

 

 

 

 

 

 

 


人気ブログランキングへ

 

ブログランキングに参加中

 

無添加とかって意識したことないなって人も

 

このせっけん知ってる~って人も

 

よかったら、ポチっとしてあげてくださいな