今日のメニューは…

 

* 銀翼の奇術師

* シチュCDの感想

 

 

 

≪シチュCD感想の注意事項≫

ネタばれが困る、嫌いという方、こういうのに興味が無い方はスキップすることをお勧めします。

 

 

 

 

――――Ω―――Ω――――

 

 

 

 

名探偵コナンの映画を一気見してます。

とはいえ、合間合間に他の映画やドラマも見てるけど。

まあ、基本はコナンという感じで。

 

今日は仕事から帰ってから第8作になる『銀翼の奇術師』を。

この作品、怪盗キッドも出てくるのですが…(キッド様好き❤)

それよりも、私の生まれ故郷である”室蘭”が舞台になってる、ということで、ひと際印象深い作品になってます。

 

室蘭が舞台に選ばれたのって、いろいろ理由があるんだろうけど、室蘭港にかかる大きな”白鳥大橋”と距離のある埠頭が揃ってるということなんだろうな。

コナンを見てる人はよく知ってると思うけど、出演者の中に白鳥警部がいます。

彼の名前の読みは「しらとり」で、室蘭の橋は「はくちょう」ですが、これに引っかけて目暮警部と白鳥警部たちが白鳥大橋の全景を見渡せる展望台に行ってますから。

そして、この展望台も実在します。

私も行ったことあるけれど、敷石の様子とか、敷石の隙間から生えている草の様子とか、まさにそのまま!(笑)

 

問題の飛行機着陸の場所ですが、崎守埠頭です。

これももちろん実在してます。

しかも、崎守って私の実家から一番近い埠頭です。

(ちなみに私の実家は白鳥台(はくちょうだい))

高校時代はこの崎守埠頭の脇を通ってバス通学してました。

ラスト、飛行機が突っ込んだ形になった土の山?みたいなもの。

あれも実在するんですよ。

濃いめのベージュ色の山。

実際のところ、あれが何なのか…分からないんですけどね。

パッと見た目はおがくずみたいなんだけど、おがくずじゃ風で飛んじゃうだろうし…。

アレが飛んでるの見たことないし。(笑)

パイプだか何だかを通って上からサーっと出てきて、あの山になる。

 

そうそう、もしかしたらそろそろ離れたかもしれないけど、去年の秋に行った時には国有の大型海上作業船が崎守埠頭に停まってました。

室蘭港って自然の湾ということで深さがあるんだそうです。

大型船は深さが必要ですからね。

 

コナンの映画には出てなかったけど、湾の入り口付近に大黒島というのがあって、そこには黒ユリが自生してるんですって。

確か、この黒ユリは映画『妖怪人間ベム』に使われたんじゃなかったかな。(見てないからハッキリしないけど)

 

 

 

 

――――Ω―――Ω――――

 

 

 

 

BAROQUE~明治享楽夜譚~第三夜 南雲蛍

CV:寺竹順さん

 

 

この作品、去年の12月に届いていたものです。

実は、届いてから2回ほど感想を書くために聞いては寝落ちる…という羽目になりまして…。

ようやくようやく、昨夜…聞き終えた~!

 

なんでこんなに寝落ちたんだろう?

というのは、物語に秘密があったのかもしれない。

昨夜もそこで危なかったから。(苦笑)

 

作中、蛍と一緒に眠る…というシーンがあるんですが、どうやら蛍に『おやすみ』と言われて、しばしの無音になったところで…落ちてる。

そういうシーンが2回ほどあるものだから、1回落ちて、気がついて…、もう一度落ちて、気がついて…ってやってるうちに、頭が寝落ちる状態に入っちゃうみたいで。

物語全体に流れる、ゆったりと静かな空間…というのも影響してるんだろうな。

 

 

 

 

 

今回の彼は南雲蛍(なぐもほたる)。

バロックの男娼です。

 

『わたし』は裕福な商家の次女として生まれ、名家に嫁いだものの、夫は愛人を囲ったうえに一方的に離縁されて実家に戻ることになりました。

出戻りのわたしは不名誉な存在。

実家といえども居心地が悪い。

孤独感に押しつぶされそうになる。

 

そんな時、噂を聞いて…バロックを訪ねてみた。

 

 

屋敷の中に入って、最初に出会ったのが彼・蛍。

西洋人形を抱き、密やかに微笑む姿だった。

彼はここバロックの男娼なのに、客と一線を超えないと言う。

 

『その先を望むのであれば、他の人を選んで』

 

若干戸惑いながらも、彼を選ぶことにした。

 

『僕と遊んでみたいの?いいよ、君がそれで満足できるならね』

 

 

彼の部屋へ行く。

彼が作ったと言う西洋人形の小鈴を置き…。

 

『奥の部屋が寝室になっているんだ』

 

 

 

というところで、リップ音のお話。

今年に入ってから、寺竹順さんのリップ音を聞いていなかったから忘れてた。

寺竹さんのリップ音って、地味に破壊力が大きいんだった。

もちろん私好みの湿度たっぷり系。

重みのあるタイプではないんですよね。

どっちかというと、空間に引っ張り上げられる感じ。

あれ?っと思ってるうちに高みに放りあげられるというか…。

 

今、こうして思い出そうとしていると…思ったよりも意識がぶっ飛んでますね、私。(笑)

耳元でたくさん囁かれたはずなんだけど……セリフ覚えてません。

 

『一線を超えない』ということで、ちょっと甘く見てたな。(苦笑)

 

 

 

最初は蛍を選んでも、本当に一線を超えないことで、2度目以降は他の人を選ぶという客ばかり。

そんな中、わたしは2度目も・・・・そして、ひと月ほど開いてしまったけれど、蛍を指名します。

彼の公言通り、一線は超えないけれど、不思議と蛍の側にいるだけで心が癒され安心できる。

蛍にしても、これだけ続けて自分を指名する人は初めてのこと。

 

「どうして一線を超えないの?」

好奇心から訊いてみた。

 

『嫌なら他の男娼を選ぶといい』

 

「…わたしに魅力がないから?」

 

そんなことは無いと、手を導かれた。

彼の高ぶりを感じる。

 

『自分が愛していいのは人形の小鈴だけだから』

 

…それは、どういう意味だろう?

 

 

翌朝、起き上がろうとした蛍が倒れてしまった。

この間の朝も『目まいがする』と、少しの間じっとしていたけれど。

 

この日から、蛍は部屋で臥せることになる。

一向に顔を見せない蛍のことが心配で…。

支配人に言って蛍の部屋へ連れて行ってもらった。

 

ここで、彼がどうして一線を超えないのか、理由を教えてもらった。

彼は死の病に罹っていた。

この病は、彼の母(吉原の遊女)が患っていたもの。

じわじわと身体を蝕んでいく。

普通の接触でうつることはない。

感染経路は…性交。

 

 

この話を聞かされて、わたしの気持ちは固まった。

 

「抱いてほしい」

 

唯一の居場所である彼の側。

その彼は近い将来、いなくなってしまう。

彼のいなくなった後、ずっと1人で生きていくのは辛すぎる。

だったら……。

彼と共に生き、彼と共に消える。

それが、わたしの望み。

 

 

 

ということで、ちゃんとエッチシーンもありました。

途中で、まさか…このまま最後までは無しなのか?って思ったところだったから、ひと安心。(笑)

 

 

 

このシリーズは現在3作出てますが、そのどれもが、『ねっとりと絡みつく夜の闇』という印象です。

ちょっとでも触れてしまったら最後、酔わされ…囚われる。

 

 

今後、続いていくのかは不明。

まだ、何の情報も上がってません。

作中で他に名前の挙がった男娼は1巻目の伽音と2巻目の真白だけだし。

他には支配人が出てきたくらいで。

ただ、公式サイトの『男娼のご紹介』を見ると、スペース的にあと3人はいけそう。

 

気長に待ってみましょうか。

 

 

 

 

 


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