コツコツ歩き隊!

散策!仙台(36) 定義如来西方寺を参拝し、アツアツの三角油揚げをいただく

定義

六角形の本堂を写真で見た時、こんな素晴らしいお寺があるのかと
感心せずにはいられませんでした。
調べてみると、「定義如来西方寺」(宮城県仙台市青葉区)でありました。

早速、散策計画を立てました。
すると、定義へは、仙台市営バスで行くしか方法がないことが分かりました。
長時間、バスに揺られるのは苦手な私、計画実行を躊躇しました。

ようやく決心がついたのはつい最近になってのこと。
溜め録りしたラジオ番組をバスの中で聞くという方法を思いつき、バスに乗る決心がつきました。

ウォーキング開始!

1.まずは定義交流センターへ

定義行きの仙台市営バスは仙台駅から大体1時間に1本ありますが、
1時間15分くらいかかります。
(実際はもっとかかります。844、845、846系統。)
道中、カーブの多い所を行くので、乗り物酔いが心配な方は、
JR仙山線で「愛子」駅まで行き、「愛子駅前」停留所からバスに乗ると良いでしょう。
(停留所は駅前ロータリーにではなく、作並街道沿いにあるのでご注意を。)
「愛子駅前」停留所からならだいたい30分くらいで到着します。

終点は「定義交流センター」。
もし、地図等をお持ちでなければ、こちらに寄られると良いでしょう。

2.定義如来西方寺

定義如来西方寺(じょうぎにょらいさいほうじ)は「定義交流センター」のすぐ近くにあります。

<貞能堂(旧本堂)>


壇ノ浦の戦いで平家が敗れた後、平貞能(さだよし)公は源氏の追討を逃れるため、名前を定義(さだよし→じょうぎ)と改めました。

旧本堂の建物は昭和2年(1927)に建てられたもので、このお堂の下には貞能公のお墓があります。

<天皇塚・連理のけやき>


安徳天皇の冥福を祈り、遺品を埋めて墓標に2本のケヤキを植えたところ、やがて一本の木となったことから、
「連理のけやき」と呼ばれるようになりました。
縁結びの神木として、若い人たちの信仰を集めているそうです。

<本堂>


西方寺のご本尊は阿弥陀如来画像軸。平重盛公の平和祈願により、中国・欣山寺より送献されたものです。
貞能公は重盛公の遺志を継ぎ、如来様を守るためにこの地にやってきました。

<五重塔>


「西方寺の開祖」とも言うべき貞能公の菩提を弔うとともに人類の平和を祈念する塔として昭和61年に建立されました。

その他展示室「玉手箱」にて定義の由来や行事、民俗など拝見しました。

3.門前町・定義とうふ店へ

参拝を済ませ、昼食を取ると、門前町をちょっと散策。

平日に伺ったので、お休みのお店もありましたが、ほとんどのお店は営業しており、助かりました。
食事はおそばやおでん、おだんごややきめしなど色々あります。
ちなみに私は十里さんで「磯とろろそば」をいただきました。
(「仙台でランチ(41) 定義の「十里」で磯とろろそばをいただく」をご参照のこと。)

また、仙台名物の1つでもある「三角油揚げ」をいただくために、「定義とうふ店」さんを訪問。

揚げたての「三角定義あぶらあげ」(130円也)を頬張りました。
ごま油の香りが食欲をかき立て、にんにく七味としょうゆが油揚げを引き立てており、とてもおいしかったです!
(ちなみに店内は次から次へとやって来るお客さんでいっぱい!私は外でいただきました。)

当然、お土産に油揚げ(5枚入り650円)と「七味にんにく」(600円くらい)も買いました。

油揚げを完食すると帰路に就きました。
(帰りも市営バスで。)

全国に2箇所しか存在しないマルチプルアーチダムであり、
かつ、2つのアーチが連なるダブルアーチ式コンクリートダムはここにしかないという非常に珍しい「大倉ダム」を
バスの窓からチェックして、自宅に向かったのでした。

参考資料

  • 「定義如来 みちくさあんない」
  • 定義如来「御参拝のしおり」
  • ウィキペディア「西方寺(仙台市)」、「大倉ダム」

どなたが投票して下さっているのか分かりませんが、本当にありがとうございます。これからも頑張ります!

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