レオ様にっき ～埼玉西武ライオンズファンブログ～

2017.04.26 18:00開始 at 京セラドーム大阪
オリックス○4-3●埼玉西武
【勝利投手】金子千尋（4勝0敗0S）
【敗戦投手】高橋光成（0勝3敗0S）

【ホームラン】埼玉西武：なし　オリックス：なし



このゲームの先発はここまで好投しながらも、なかなか勝ち星が付かず0勝2敗となってしまっている高橋光成投手です。過去2試合の防御率が2.19というところを見ても、ゲームメイクしつつも打線の援護がないと言うことになります。このゲームでも相手はバファローズのエースである金子千尋投手で、リーグを代表する投手相手にどこまで投げ合うことができるか、非常に興味が出る部分です。結果として
このゲームのピッチングを見てみると、引き続き良い状態であるという印象を受けます。ストレートの球速が出ていますし、球威としてもなかなかの出来であったのではないかと思います。

ただこのゲームでは5回裏の1イニングで一気に4点を失ってしまい、金子千尋投手相手に勝負ありというべきではなかったでしょうか。やはりいけないと感じるのは、5回裏先頭のモレル選手に対する四球でしょう。もちろん低めを丁寧に攻めていますし、良い攻めをしていることは確かなのですが、歩かせてはいけない選手でしたね。
続いて1死2塁の場面で駿太選手にも四球を出してしまいます。これもフルカウントからインローのストレートで狙いは良かったと思うのですが、これも歩かしてしまい、1番宮崎選手に初球のカウントを取りに行ったスライダーを振り切られて2点を先制されてしまいます。これはバッテリーにとってショックな失点だったのでしょう。ここから炭谷銀仁朗捕手もスライダーを使いにくくなってしまい、ストレートとフォークボールにやや偏ってしまっていましたね。この後もう2点追加させてしまいこのゲーム勝負あり、というところでしょう。

高橋光成投手としてはゲームを壊していないですし、最低限の先発投手の役割を果たしてくれてしまっていると思いますが、四球から失点し、その後に一気に失点してしまう部分が非常にもったいないと感じています。
もちろん今の段階で金子千尋投手に投げ勝てとは言いにくいのですが、将来的に右のエースになるためには、絶対に四球を出してはいけない場面での四球は厳禁です。このゲームですが、やはり5回裏先頭のモレル選手に対して出した四球、これがポイントになってしまいました。


攻撃面としては4番で中村剛也選手がスタメン復帰しましたが、守ることができずに指名打者での出場でした。そうなるとファーストをエルネスト・メヒア選手が守ることになり、山川穂高選手が出場できません。シーズン開幕前に想像された事態が起きてしまった形になります。
そうなると田代将太郎選手と木村文紀選手をレフトライトで起用しなければならず、金子千尋投手相手云々の前に、攻撃力としては厳しいでしょう。あとは外崎修汰選手をレフトで起用し、渡辺直人選手をサードで起用するなど、いくつかパターンはあると思います。しかし根本的にレフトライトを守る選手の打力は厳しいですね。ファームでは呉念庭選手が外野を守っているようですが、ここまでは金子侑司選手の怪我による離脱がやはり大きいと思いますね。
ただ代打ではありますが栗山巧選手が出場をし始めましたし、スタメンを張れるようになれば、多少なりとも改善が見込めるかと思います。それまでは投手力で何とか勝っていくべきでしょう。

バファローズ先発の金子千尋投手は、このゲーム前まで防御率が1.29、3勝0敗という素晴らしい成績を残している投手です。その金子千尋投手相手に完投こそ許しましたが、6回表に四球を絡めて源田壮亮選手の2点タイムリーヒットと浅村栄斗選手のセカンドゴロで3点を挙げました。
やはり繰り返しますが防御率1.29の金子千尋投手から3点を取れたことを評価するべきではないでしょうか。ゲームとしては敗戦ですが、やはり力負けと言え特に変なミスやおかしな攻撃で負けたわけではありませんので、このゲームは仕方ないと思います。明日がんばりましょう。



※近頃多忙で、コメント返しもなかなかできずに申し訳ございません！またゲームビューも飛び飛びになると思いますが、お付き合いのほどよろしくお願いいたします。