一点に落ちた水滴が輪を作り、その輪が外へ外へと広がりを見せていく。
いいことはこうあって欲しいもので、悪いことはこうなってほしくないものです。
本日も「薬剤師の配置の徹底」という話が出ていましたが、さてこの問題が見せる波紋は「薬歴」だけに収まりそうにありません。
薬剤師の配置基準は40枚に一人と一般的に言われておりますが、実際のところ首都圏や地方都市、調剤チェーンを中心に25枚~30枚に一人という配置へシフトしています。
この辺りがさすがのコンプライアンスです。
薬業界とは面白いもので、株式会社同志の市場主義があると思いきや、「薬剤師」という国家資格を持つ者同士の運命共同体です。
いま多くの薬局では「薬歴」が記載されているのかどうかの確認作業に追われていると思います。
色々な記事やブログの中で言われていますが、
「薬歴を書くことが大事なのか、それが患者のためなのか、いや自分たちのためである」
こんな話が出始めています。
薬剤師がいないから薬歴が書けないという所も多いかと思いますが、そういう企業は実際にどれだけの労力を費やして人材確保に取り組んでいるのでしょうか。
薬剤師が一人いなければ年間600万円のお金が浮きます。
こういういい方は良くないのかもしれませんが、経営者にとっては捨てがたい事実です。
薬学部が6年生になり、合格率もおもわしくなく、薬剤師が不足しています。
しかしそんな中でも頑張っている人達がいるのも事実です。
在宅に取り組む薬局では日々の業務+αの負担が掛かっていると思います。
「移動時間」というロスも見逃すことが出来ません。
しかし、そのがんばりも一つの水滴で崩壊してしまいます。
昨年から医療において不祥事といわざるを得ない事件が続いています。
これを機にテクニシャン・・・
そんな話も出ているみたいですが、ベースが揺らいでいるうえに立つ建物はいずれ壊れてしまいます。
そう、登録販売者がいい例だったのではないでしょうか。
いま、薬局、薬剤師が見直される時期に来ているのではないしょうか。
医療従事者であるというプライドを胸に、企業としてのコンプライアンス心に抱き、迎え撃つ敵はいかなるものか。
時代の転換期の幕開けである。
Aguantamos, que siempre hay esperanzas, y leventámonos.
(希望は常にある、乗り越え、立ちあがろう!)
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