獅子丸のモノローグ

☆気まぐれ不定期コラム☆

「味名人桃太郎」の「濃コク味噌らーめん」

2017年09月24日 | 麺’s倶楽部


 我が家に舞い込んだ、「ラーメン・ギョーザ専門店 味名人桃太郎」の「秋の味覚祭」のチラシ。


 私は、「にんにくチップとマー油が決め手!」というプロフィールの「濃コク味噌らーめん」(税込850円)を、どうしても喰いたくなってしまった。

    
 しかも、そのチラシには「ラーメン全品100引券」が、付いているではありませんか!
 これを、活用しないワケには、いきますまい。



    
 なので、秋分の日。
 私は11時ジャストに、そこを訪れた。
 

 開店と同時に、カウンター席に着席。
 店内にはビートルズが流れており、私は「現在長期休業中」の「麺やけせらせら」のことを思い出してしまった。
 ちなみにオーダーは、初志貫徹で「濃コク味噌らーめん」とした。


 麺は、隣接の自家製麺工房で作られているという、「レギュラー(通常麺)」と「ドサンコ(道産麺)」の2種から選べる。
 コシの強い麺を好む私は、「レギュラー(通常麺)」をチョイスした。


 そして11時06分。
 それはリーズナブルな待ち時間で、供された。
 チャーシューに掛けられた黒い液体が「マー油」と思料される。


 ぷりぷりと黄金色に輝く「レギュラー(通常麺)」は、太さ・ちぢれ具合・歯応えともに、まさしく「サッポロスタンダード」と言える、私好みの麺!
 そしてその麺はスープをよく絡みとり、それを啜った瞬間に、私は魚粉系のお味をそこはかとなく感じた。


 ネギの緑が美しい、まろやか系味噌スープ。
 これだけでも充分に旨いのだが・・・
 

 やはり「マー油」を溶かして、お味の変化を試したくなるのが、人情というものだ。


 そうすると、そこには焦がしニンニク系の香ばしさがじんわりと拡がり、それは私の口中で歓びの讃美歌を奏でる。


 メンマは、味がしっかりと沁みた、くんにゃりタイプ。


 ほどよい半熟加減の味玉も、とろりとウマい!


 崩れるほどの柔らかさのバラチャーシューは、小さ目ながらも、2枚入り。
 これまた、明日への活力を産み出す、お昼のプレゼントである。


 モヤシ・タマネギ・キクラゲ等、たっぷりの野菜たちは、それ自体の甘みをスープに抽出する。
 例えるならば、橋田壽賀子ドラマにおける岡本信人氏の様な、欠かせないバイプレイヤーだ。


 11時21分。そこはかとなく山椒の後味を感じながら、完食である。
 「味名人 桃太郎」のラーメンは、やはり、あなどれない。
 遠くない将来、「鉄火湯麺」や「丘珠ちゃんぽん」も、100引券活用で、いただいてみたいと思う。


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