としぼ~の湯巡りブログ!

温泉巡り100箇所達成を記念してブログ設立!長野県北信地方を中心とした温泉巡りのレポートを、気ままに綴っていきます!

熊の湯温泉 熊の湯ホテル

2017-06-03 14:06:21 | 長野県(北信)の温泉
(2017.5.21再訪)
 まだ5月だというのに最高気温が30℃越えで、普通に温泉に入ったら熱中症になりそうだったので、外気温の低い志賀高原に向かうことにしました。(この日開催された地元のマラソン大会では14人が熱中症で緊急搬送されたらしい・・・)
 硯川まで登ってくると、気温は22℃。さすが志賀高原です。それでも涼しいというよりは、丁度いいという感じで、この時期としてはかなり高めの気温。今年は残雪が多めとのことですが、この気温でどんどん融けて川が増水していました。

 志賀高原に数ある温泉の中で、今回選んだのは熊の湯温泉5年ぶり3回目の入湯です。常々熊の湯温泉は長野県随一の名湯と言っている割に入湯回数が少ないのは、料金が1,000円と高額なのと、日帰り入浴の時間帯がPM12:30~PM3:00と短く、使い勝手が悪いことがあります。まあ使い勝手が良くなって俗っぽくなるのも困るので、これはこれで良いのかも知れないですけどね



 硫黄臭香る浴室に入ると、この温泉独特の緑色の湯が目に入ってきます。この日は前回同様濁りがあって、澄んでいる時に比べると見た目は少し落ちますが、何度見ても感動的な色ですそしてこれも独特な薬の臭いが混じったような硫黄臭と強烈な苦味が、正に薬湯という浴感を醸し出しています。ツルスベ感も若干感じられて肌触りもGOOD非の打ち所がほとんどなく、やはり長野県随一の名泉と言っても過言ではないでしょう
 しかもこの日は湯温が丁度良く(41℃くらい)、内湯でも長湯が可能な温度でした。浴室前には「今日の水温は43℃」と書いてありましたが、湯口の温度なのかな?43℃だととても長湯できる温度ではないので、個人的にはこのくらいの温度の方がありがたいです



 露天風呂は、湯が内湯よりは澄んでいて、日光も当たることから、エメラルドグリーンの色がさらに美しく感じますこのお湯の色は誰が見ても感動するのでしょう、実際声を上げて驚いている人がいました。事前に情報を仕入れていても、現物を目の前にすればその美しさにびっくりするはずです。
 湯に浸かって観察してみると、白い湯の花が大量に舞っており、僅かに濁っていたので最も美しいコンディションではなかったです。香り&味は内湯と比べると少し薄く、湯温も若干ぬるめになっているので、露天の方が加水が多いのかも知れないません。湯が澄んでいるのもその影響でしょうか。
 お湯の浴感自体は内湯の方が優れているけれど、見た目は綺麗だし、外気に触れながら少しぬるめの湯に浸かっていられるのは最高に気持ちいいです暑い時期にはもってこいの露天風呂ですね



 ゴールデンウィーク過ぎで、あまり客がいないだろうとふんでいたのですが、それなりに客が多く、ひっきりなしに人が訪れていました。それでもストレスを感じるほどでもないし、浴室が蒸していることもないので快適に過ごせます。1,000円という値段は、普通なら2回目はないなと思わせる高額ですけど、ここのお湯なら十分納得でき、また来たいと思わせてくれます

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(2012.6.17再訪)
 この度、温泉巡りの記録を取り始めてから500回目の入湯ということで、記念の入湯を熊の湯温泉で迎えることにしました熊の湯温泉の泉質は長野県トップレベルで記念には相応しいです。それに料金1,000円というのはそう頻繁に行けるものではないですからね

 前回は冬間近に行って空いていたので、今回もグリーンシーズンであるから空いていると思ったのですが、そこそこ混雑していました。この季節はハイキング後やドライブのついでに寄る人が多いのでしょう。

 この施設は脱衣所に入った瞬間、硫黄臭が香ってきます。こういう温泉は意外に少ないんですよね「硫化水素が発生しているため窓を開けています」という注意書きは新潟県の月岡温泉以来です。
 

 内湯には相変わらず入浴剤を入れたような派手な緑色のお湯が満たされていますただ前回と違うのは、濁りが強く湯船の底が全く見えないということ。澄んだ緑の方が綺麗ではありますが、これはこれですごい色です強い硫黄臭と強烈な苦味も健在で、やはり長野県トップレベルの座は譲らないですねいかにも薬湯といった感じで、すぐにでも体に効きそです
 

 一方、露天の湯は前回と同様透明感があるエメラルドグリーンで、光が当たると本当に宝石のような色ですよく見るとゴミが大量に浮いていたりするのですが、山の中の露天風呂なのである程度は仕方ないでしょう。湯の濃さは内湯の方が上であるものの、内湯に比べ湯温が低めなので、露天の方がじっくりとお湯を楽しむことができます

 今回の入湯で、改めて熊の湯温泉のレベルの高さを確認できましたこういった温泉は頻繁に入るよりはたまに入った方が有り難味があるかもしれないですね
 
 余談ですが、湯屋の隣にある池に巨大なイトウが数匹悠々と泳いでいました養殖ができるようになったとはいえ、幻の魚と言われるイトウがいるのにはちょっと驚きました。どれだけの人が気付いているのか疑問ですけどね

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(2010.11.23)
 志賀高原と言えばウィンタースポーツのメッカとして有名ですが、温泉も何箇所かで湧いており、特に熊の湯スキー場近辺は車で通るだけでも硫黄の香りがしてきます
 熊の湯スキー場の麓にはホテルが数軒建っており、それぞれのホテルに温泉が引かれています源泉は熊の湯温泉(熊の湯源泉)、硯川温泉(志賀高原源泉)、熊の湯平床の湯の3つがありますが、熊の湯源泉を使っているのは熊の湯ホテルのみ。現在「熊の湯温泉」を名乗っているのは熊の湯ホテルだけで、他のホテルは「ほたる温泉」を名乗っています


 熊の湯温泉は、温泉ファンの間では非常に評価が高い温泉なんですが、その理由は何といってもお湯の色にあります。お湯の色は澄んだ黄緑色で、変な例えをするとまるで入浴剤(バスクリン)を入れたような色です硫黄泉の中には澄んだ緑色に染まる湯が稀に見られますが、ここまで鮮やかな黄緑色は県内では見たことがありませんお湯の色だけでも十分に楽しめますね

 また色の他にも、強い硫黄臭があって、強い苦味、硫黄味も感じられますこれらも今まで入湯した温泉の中で上位クラス色、香り、味の三拍子が揃った素晴らしいお湯ですあとスベスベ感もあるのでお肌にも優しいお湯でしょうね

 お湯以外にも、湯屋が木造で秘湯っぽい味を出していてGOOD料金が1,000円と高額で、立ち寄り入浴できる時間もPM12:30~3:30と短く、使い勝手はあまりよくないのですが、十分に入湯する価値がある温泉だと思います冬は混雑すると思うので、それ以外の季節がお薦めですね

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