三筋北陸・ワインダー(糸捲き機)の専門機料店

繊維産業のウラ話に迫る、メンテナンスのお気楽日記。

メンテお気楽日記 8月21日 湿度警報!撚りムラ事故

2014-08-20 | メンテナンスお気楽日記
たかが3日間?撚台を止めただけなのに。さすがに盆休みは休まなきゃ近所にも恥ずかしい。


休み明け、スピンドルにボビンをセット準備。フライヤーの糸掛けは手間のかかる仕事。
で、なにか雰囲気が違う・・?ここで、おやじはすぐに気付いたから「事故」にはならなかった。

イタリー撚糸機のレシコンベルトの張具合がおかしい?ビシッと張ってなければいけない処が
なぜか、たるみを感じたそうだ。その感じは自分には解らない。

原因は湿度。空き家にはカビが生える。その原理と同じ、空気がよどんでしまうらしい。
連休ってこともあるだろうが、最近の気候は異常にすら感じることもある。
毎日仕事を続けていれば何ら問題は起こらない。風の影響はそんなもの。

気づかないままスイッチを入れれば、スピンドルの回転数にムラが出る。それがそのまま
糸の撚り数のムラになる。最悪の場合は返品では利かない製品保証になることも。


事故は必ず起こると考えた方がイイ。運転免許を持っている人が事故を起こしている。
只、目配りが出来ているか?事故を予測できるか?が、回避できるかとの差となる。


こんな場合はこうすれば。こんな時にはここに注意。おやじにすれば極々当たり前?の事だが
それを誰に伝えて、教えていけばイイのだろうか?今その環境は見当たらない。

自動車教習所でも車の取り扱いは教えてもらえるが、雪道走行・山道走行等は教わらない
すべて、体感・経験で体で覚えるしかない。それと同じことが、仕事でもあるはず。

取扱説明書があれば、仕事が出来る?バカ言っちゃいけない。取説に書いてないことが
出来るから・解っているからプロとしての仕事、お金の稼げる仕事ができるのダ。


今日もおやじの話を聞いてなっとくしたが、自分が知ってても何の役にも立たない
やはり、仕事の技術は伝承してこその技術。あ~もどかしい。せめてブログに書いて・・・

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