三筋北陸・ワインダー(糸捲き機)の専門機料店

繊維産業のウラ話に迫る、メンテナンスのお気楽日記。

メンテお気楽日記 2月10日 「真田紐」?織り機械は解らない。

2016-02-11 | メンテナンスお気楽日記
ジャカード工場、ちりめん工場、製紐工場、細幅織物。なぜか?「幡屋さん」との取引きが続きます。

きっかけは、リボン工場が廃業し、ワインダーの下請け作業をするとのお世話から始まります。
織り機には、関心がないものの、ボビンワインダーを見つけ、以前問い合わせのあった業者へ
情報提供。すぐに話はまとまり、リボン屋さんからも「使ってもらえれば、良かった」との事。

訪ねてきたのは「製紐屋」さんでした。ボビンワインダーはもちろん、作業備品にも活用できる
機器が色々とあり「今、欲しくても作ってもらえない」との事でした。

話の中で、旧型機械のこだわりや、新型機械では出せない味?について、再度耳にしました。
何年か前、福井のネーム屋さんから「旧型機械を探して欲しい」に、???の状態でした。

業者から紹介された「帯工場」では、それこそ50年60年前の機械・機器ばかり。
糸巻き機もガンガンや四つ枠のスリ輪駆動。整経機も木製タイプをいまだに?使っていました。
そこの社長からも「これだから、イイ製品が作れる。手間と時間はかかるけど」と。


木製整経機については、先月ワインダーを納品した「紐工場」の工場長にリボン屋さんを紹介。
「二階にも面白いモノがあるョ」なんて、今は使われていない旧型整経機も見てもらいました。

ところが「うちでも鉄製ワーパーに入れ替えたが、やはり木製の味?は出せない」なんて。
問題は、分解・移設・組み立て?出来る職人さんがいないこと。特に組み立てが微妙なんだとか。


外注委託出来なくなっての自社設備、人件費コスト縮小のための自動化と大型化、せっかくの
設備基金にも、肝心の機械がなければ・・・・・・製品工場も大変なんだワ。

で、今朝の中日新聞。「紐屋」さんのことが掲載されていました。
「真田紐」の専門工場で、全国でも珍しい存在?との記事でした。客先の仕事がマスコミに取り上げられ
紹介されれば、やはりうれしい。工場の一端でもお手伝い出来ていると思えば、なおうれしい。

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