三筋北陸・ワインダー(糸捲き機)の専門機料店

繊維産業のウラ話に迫る、メンテナンスのお気楽日記。

メンテお気楽日記 12月8日 ホームセンター仕様?機器

2016-12-09 | メンテナンスお気楽日記
「定長装置」の製作です。安価なタイマー仕様では、正確な長さが難しいとのことで、
カウンター装置をつかいます。1000mの糸が欲しいとのことです。

故障している機械式カウンターのプーリーを利用して、直接接触でカウントします。
円周が25㎝のプーリーですから、4回転で1カウントすなわち1mとなります。

中古プーリーですから、細い糸キズがありましたが、太い糸ばかりなので気にしない
とのことです。機器の方は故障しているので、分解して、プーリーとスピンドル部分
だけを取り外しました。これに近接センサーの羽根を付けてカウントします。

製作前に問題点が2つあります。まず、直接方式なので、全錘管理は出来ません。
機器を取り付けた錘だけが、正確に計ることとなります。

次に、停止方法ですが、モーター停止方法ですから、惰性回転があります。スピードが
早ければ、その惰性回転数も多くなる。これも1錘だけならカッター仕様も考えられる。

ブレーキモーターなんて便利なものもあるが、なんせ低予算での依頼です。
まとも?なモノはデジタルカウンターとマグネットスィッチだけです。

ケースやスイッチ・ランプ等は金沢の機器屋さんで適当に?選びます。
取り付け位置や取り付け金具も、本来なら図面をひいての設計となるところだが、

ホームセンターの金具売り場でニラメッコ。ああでもない、こうでもないと考えます。

種類も豊富で、クロームメッキ仕上げもあるから、鉄工所依頼より見栄えが良い。
なにより、単品単価で選べるから、経費を抑えることが出来る。ボルトまで単品買。

同じような、お仲間さんもいました。いい年をしたオッサンが売り場の前で、金具片手に
悩んでいる。こっけいかもしれないが、これもモノづくりの原点です。

付け加えて言わせてもらえば、この時間の経費はいっさい請求もされていない。

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