indigo YOKOHAMA

横浜を拠点に活動する社会人JAZZ FUNK BAND "indigo YOKOHAMA"のバンドブログです。

アミューズ的な話

2015-01-18 23:39:40 | 徒然日記
最近、BABYMETALにガチハマリの管理人です。

BABYMETALを見てて思ったのは、プロモーションとかキャラクター作りとか演出とか、もろもろPerfumeの正常進化だなって事ですね。
どちらもアミューズだし、振り付けなんか、もろMIKIKO先生だし。
パロディ的要素とか、古今の日本的な要素を取り入れながら、要所要所でバッキバキのメタルサウンドってのもなかなか面白い。
何より彼女たちのパフォーマンスがキレッキレで、しかもSUMETALのヴォーカルのレベルがかなり高い。
A○Bとかが束でかかっても彼女一人に敵わない。
ライヴは、Perfumeだと一部を除いて口パクだけど、SUMETALはほぼ生声じゃないかなあ。
なのに殆どフラットしないんですよね。
(ハイトーンで鳴らした華原朋美も四分の一音くらいフラットしてた)
録音もあんまりいじってない気がするなあ。
メタルの発声じゃないんだけど、これからが楽しみな逸材です。

さて話が変わりますが、アミューズ繋がりでサザンオールスターズ(苦笑)。
大晦日にやらかして騒ぎが拡大しておりますね。
チョビ髭つけて、在特会VSしばき隊の映像やらバッテンつけた日章旗の映像ながして『ピースとハイライト』を歌ったと。
おまけに尻ポケットから紫綬褒章出してオークション始めたり、天皇陛下のマネしたりと。
まあ、こりゃ騒ぎになって当然ですわ。
ネットで叩かれ、文書で謝ったが、よけい怒りに火を注ぐことになったと。

桑田佳祐は政治的意図がなかったような事を言ってるみたいですし、本人の照れ隠し故のおちゃらけもあったとは思います。
ファンも軽いジョークと思ってるようです。
ただ、桑田信者でもない一般人が紅白とかWOW×2とかでそういうの見せられたら、多分そうは受け取らない気はしますね。
使ってる映像みたら『どっち側』の人間か丸わかりですし。
天皇陛下はご自分のマネをされても笑って許されるでしょうけど、紫綬褒章の扱いは弁解のしようがないです。
それすら陛下は許されるんでしょうが、桑田のアレ、相手の事を慮った行動とはとても思えない。
はっきり言う。思いやりがない。
そもそも自分はロックだとか言いながらホイホイもらいに行っちゃったのもかっこ悪い。
クラスの女子にドン引きされる中学男子の悪ふざけレベルです。

風刺ってある意味、批判の中にいくばくかの愛があると思うんですね。
だって、真正面から批判したら殺伐としてしまう状況を、笑いで昇華して上げてるんですから。
まあ成仏させると言いますか、そういうものかと。
で、彼の場合、あまりそういうウィットに富んだようなものすら感じられなかったですね。

だから、自分より年上で超有名人の自称『ロック』の人に申し上げたいのは、
まず、そもそも勲章なんかもらうなと。
自分のスタイルが反体制で反権力でそれをお下劣と笑いと言葉遊びでつつむのが俺のロックだって言い張るなら、それを通しなさいよと。
それと、紅白でわざわざ政治的な選曲するなよと。
今回は皆で歌おうの趣旨だったんだから昔のヒット曲でよかったわけだし、それが嫌なら、敗戦して70年なんだから、映画『永遠のゼロ』のテーマソングって選択肢もあったんじゃないですか。
大抵の日本人は戦争で身内が死んでるんだから、鎮魂の意味を込めるとかさ。
そういうのが思いやりじゃないですかねえ。
やっぱり思い上がってるだけなんでしょうねえ。



よろしかったらクリックを。

人気ブログランキングへ

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 謹賀新年 2015 | トップ | 桜下雑想 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

徒然日記」カテゴリの最新記事