8/2(日)の岡南教室「入門コース」で配付した「夏休みの宿題①」プリントの第1問の解説に関連して、前回は応用問題を出題しましたが考えてくれましたか?問題図は下の参考図でした。
(参考図 △3八金まで)
先手「玉」には△4八金打と△6八金打という2つの「詰めろ」(「次に詰む」という意味)がかかっており、持ち駒を打っても、この「詰めろ」を消すことはできません。たとえば、参考図で▲5九銀と打っても、△4八金打、▲同銀、△6八金打で詰まされてしまうのです。一見すると受けなし(「必至」または「必死」)のように見える先手「玉」ですが、次の一手で「詰めろ」を解消(かいしょう)することができます。
○参考図以下の指し手:▲5六歩(正解図)
(正解図 ▲5六歩まで)
参考図では▲5六歩が正解です。これは上部への「玉」の逃げ道を開けた手です。正解図以下の指し手も見ておきましょう。
○正解図以下の指し手:△6八金打、▲5七玉、△5八金打、▲4六玉(結果図)
(結果図 ▲4六玉まで)
結果図となって、先手「玉」は上部脱出に成功しました。
それでは第2問へまいります。ヒントは「はさみうち」です。
(第2問)
解説は次回へ・・・。
その4へつづく。
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