前にいたエジンバラ大学留学中で日本語を勉強中の男性に、父が添乗員さんからもらった地図を見せる。その地図には集合場所と14:00という時間が書いてありました。そしてその時間を指さし、時間がないので順番をかわってもらえないかと日本語で言うしかし伝わらない。
私はそれを英語で伝えようとしましたが言えない。英語が話せないのはもちろんですが、この時はずうずうしいのではないかと遠慮する気持ちが大きかったから。でも父が交渉しようと頑張っているので、気持ちをきりかえ、相手にもし時間があるなら・・・それをまず聞いてから、こちらの状況や思いを伝えてみようと思いました。
フル回転で頭を使い英語を並べますが、想像以上に思うように話せない。それでも相手は一生懸命聞いてくれるし、父も「集合って英語でなんて言うんだ?」と珍しく英語を話そうとする2人して必死で伝えたら、笑顔でいいよ~と言ってくれました広東語でお礼を言ったら、「ドウイタシマシテ」と言われる。
すると4人降りてきた^^これなら、このエジンバラ大学の2人と父と私、4人同じタイミングで入ることができます。みんな笑顔(=⌒▽⌒=)しかしその先の階段は1人ずつしかのぼることができないほど狭い。するとこの2人が先にどうぞ、と譲ってくれました本当にありがたい。
そして階段をのぼった先に料金所がありおばさんが笑顔で迎えてくれました。お金を払い、さらにのぼり・・・最後にあったのがこの階段
これはもう・・・階段ではなくハシゴ。のぼるというより「よじのぼる」という表現がピッタリ。手をついて必死で這い上がる。フレアースカートだったら下の人に丸見え今までのぼった塔の中で最も過酷でした
必死の思いでたどりついた頂上からの眺め(≡^∇^≡)
頑張ってよかった、あきらめなくて良かった!
順番を譲ってくれて本当にありがとうと思っていたら、その2人も到達し再会。もう一度お礼を言ったら、写真撮りますか?と言ってくれ、父と一緒の写真を撮ってくれました
高さ60メートルの塔ですが、囲いがおおざっぱなので怖い。
父は動画を撮ってました。時間はないが、やることはやる
風がふくと揺れてる気がする。でもこのすばらしい眺めにただただ感動。
一周しながら動画を撮り終えた父が急に「怖い怖い、足がすくむ」と言い出す。珍しい
鐘
せっかく来たのでもっと長くいたいけど、時間がないので降りなければ・・・
降りる時も1人ずつ。まずはさっきのハシゴをおりる。ハシゴなのでのぼった時の姿勢、つまり後ろ向きでおります。(この文章でわかりますかね?ハシゴをおりる時のイメージです)ふみはずしたら大変なことになるので、焦らず1歩ずつ。先に私が降りて、父の足が階段に1歩ずつのるよう下から声をかける
※壁にも、のぼった姿勢でおりるようにという注意書きがありました。
あとは普通の階段ですが・・・
とにかく急で、すべりやすいので注意しながらおります。
無事戻ってきました。
集合時間の14時には間に合わず2分遅刻。添乗員さんにあやまりに言ったら、まだ来ていない人達がいるので大丈夫ですよ、とのこと。
濃厚な20分でしたあきらめず交渉しようとした父はやっぱりすごい。英語が話せる、話せないんじゃないんだと改めて思いました。私にはできなかった。
階段をのぼる順番を譲ってくれて写真まで撮ってくれた留学生の2人、そして父のおかげで絶景を見ることができましたあ、ついでに・・・広東語を教えてくれた夫のおかげで場が和みました
つづく
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