改善の可能性
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あなたのどうしたらいいのかわからないにずばり答えます。
みらい診断 lighten
こんにちは、カウンセラーの神谷です。
先回の続きです。
Dさん
「そうですよね。以前の私は自分で選ぶということが、よくわかってい
ませんでした。
というか、よくわかっていないことがわかってなかったということの方
がしっくりきます。
これまで、自分で選んできたと思っていましたが、きちんと振り返って
みると、母の影響が強く、母が気にいるように、選んできたことが、ほ
とんどだと思います。
それを自分で選んだと思い込み、自分の責任としていました。
最後は自分で決めたと思っていましたが、決めなくてはいけない
状態であったことが多いですね。
そうしないと、母が気分を悪くすることが、とにかく怖かったのです。
母が気分を悪くすると、しつこくネチネチと文句を言い続けられるとか、
何もしたくなくなったといい、ふて寝をして、洗濯、掃除、ご飯づくりを
一切しなかったりされるので、子供のころはそれが怖くて仕方がなか
ったのです。
今から考えれば、そりゃあ子供ですので怖いに決まっていると思い
ます。何も食べれないし、母を怒らせた私が悪いと、父や兄弟に
いわれ続けていました。
その環境で自分で選ぶ感覚がつく方がおかしいですよね」
私
「そうなんですよね。家庭の中心にどんな人がいるかで、決まって
しまうことが多いです。
どんな人であろうと、親は親なのです。しかし、親でも、当たり前な
のですが、いろいろな親がいます。
少し言い方を変えると、いろいろな状態の人がいます。
その状態を子供は見て学びます。そして、自分のものにしていって
しまいます。Dさんがお母さんから学ぶことは、気に入らなければ、
駄々をこねていいということであり、自分の思い通りにいかせること
は人として当たり前にしていいことと学んでしまいます。
それでは、対人関係を結ぶのは困難になってしまいます。
しかし、自分の親がやっていることは、否定できないということが多く、
改善の可能性は著しく低くなるので、そのまま引き継いで
いってしまっているケースが多いです。
そうなると、自分より弱い立ち場の、子供とか、大切にしようと決めて
一緒になったパートナーを傷つけていくことが多いです。
そして何よりも自分自身を大切にできていかないケースが多いのも
特徴だともいます」
このように会話は続いていきますが、
この続きはまた次回させていただきます。
最後まで読んで頂きありがとうござました。
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