ドラマ「99.9刑事専門弁護士Ⅱ」１
こんにちは、カウンセラーの神谷です。
前回からの続きです。
Ｂさん
「そうですよね。影響って侮れないと私も思います。
だからこそ、環境は選びたいですよね。
環境が選べるようになるのとならないとでは、全く違う人生になるんです。
それが現実なんだと思います。
かっこよく、「私は周りの影響なんてうけません」って言ってみたいのですが、
そんな力は私にはありませんでした。
その事実をきちんと把握できたことは大きかったと思います。
よくない影響がある人に執着しなくなりました。
一番大きいのは母ですね。
私の母は知ろうとしないで自分の思いをぶつけてくる人でした。
そんな母を見ていての影響は私も知ろうとしないで自分の思いをぶつけて
いました。
そのデメリットは大きかったです。
知ろうとしないので、自分で想像してしまいその想像が事実になっていく
なんていつものことでした。
知ろうとしないと会話にならない、会話をしないからそれぞれの想像になって
しまい、想像という事実ではないことでお互いが嫌な思いをしたり、勘違いを
止めることもできなくて疎遠になってしまったりしていました。
想像しなくてお互いが知ろうとし相手の話に耳を傾けられたら、わかりあうこ
とができるんです。
でも、私の周りにそんなことをしている人はいなかったです。
皆が想像の相手を事実とし嘆いていました・・・・
ドラマ「アンナチュラル」でも主人公と恋人のやり取りで知ろうとしていないから
よくない結果になっていましたね。
～～～
恋人の両親と合う日に、重要な解剖が入り遅れてしまった主人公・・
主人公
「聡史、本当に遅れてごめん」
恋人
「今日、解剖ない日じゃなかったの？」
主人公
「そうなんだけど、急に入ってご両親は？私ちょっと髪乾かしてくるから・・」
恋人
「急がなくていい、父と母には帰ってもらった。
ただの待ち合わせならいくらでも待てる。これまでもそうしてきた。
でも、今日は・・今日ぐらいこっちを優先して欲しかった。
俺はミコトと家族になりたいと思っていた。ミコトはそう思ってくれてる？
俺、ずっとなんでかわからないけど、ミコトとの間に距離みたいなものを感じてたよ。
3年付き合ってもミコトのこと知らない気がする。これってなんだろうな・・
こんなんで俺たち家族になれるの？」
この後、主人公の実家に恋人がいくことがなしになったシーンがありました。
～～～
このシーンでも、ドラマを見ていた人にはわかったはずですが、なにがあったか内容
まで知ろうとして欲しかったですよね。
でも、このことをきっかけに今迄の不安をぶちまけてしまっています。
知ろうとすれば距離なんてできないはずなんですよね。
でも、私も以前は同じような感じでした。
自分の思いを旦那にぶつけ、話し合うこともせずお互いが一方的でした。
ここで、知ろうとすることを学び、少しずつ実践しました。
また、旦那もカウンセリングで先生に話してもらい、先生に旦那という人を教えて
もらいました。
私が思っていた旦那とは違う私のことを考えてくれている人だと教わりました＾＾；
また、私も先生には話をたくさん話をしているので、旦那に私のことも話してもら
っています。
旦那も私のことはかなり勘違いしていたようでした＾＾；
こうやって、話したことをそのまま把握できる人に通訳してもらって、お互いの
ことを教えてもらい、それを基に先生も交えて一緒に話をしていくにつれて、
お互いを理解する練習を積めたと思います。
身内の関係は、第３者が入らないと難しかったです。
ここで、いい関係性になる練習させてもらい知ろうとする基礎も積み上げら
れたことは私の財産になりました。
私も先生と同じように仲良くしたい人のお手伝いをしていきたいです♪」
Ｃさん
「そうですよね。仲良くするってそんなに簡単なことではないんですよね。
私は仲良くするって言葉ではよく知っているのですが、実際に仲良くするって
どういうことって言われるとよくわかっていませんでした。
なんとなくイメージしていたのが、どっかでかけるとか、遊びに行く、買い物いく
手を繋いで歩くとかでしたね。
そのイメージで大雑把に仲良くするっていうことをわかっているつもりでした。
私も、私の周りの人もそんな感じで仲良くするってなに？って向き合おうと
する人は変な人扱いされてしまう感じでした。
こういう所も、きちんと知ろうとしていませんでした。
ドラマ「99.9刑事専門弁護士Ⅱ」でも、知ろうとする人とそうでない人の違いは
明らかでしたね。
～～～
深山弁護士
「再現してみるか・・」
再現をすることになり、
尾崎弁護士
「こんなことをしても意味ありません」
深山弁護士
「世の中意味のないことなんてない。調書の通りにいけばそれが事実だと
わかる。そうじゃなければ新たな事実がわかる。ね・・・」
再現をし、調書通りにはいかないことがわかり・・
深山弁護士
「やっぱり調書だけを信じちゃいけないよな～必ず見えない部分があるね～」
～～～
このドラマでも、再現することがおかしいこと扱いされていますよね。
でも、再現したからこそ、見逃されていたことがわかり事実が見えてくるん
です。
この再現って知ろうとしているということですよね。
そのまま鵜呑みにせずに、きちんと検証して事実をみていくことによって、
結果が違ってきます。
このドラマだったら、一人の人が殺人事件の犯人にされるか、無実になるか
の結果でした。
それが、再現するかどうかで変わってくるんです。
知ろうとしたり、向かい合ったりするときには、この再現とか検証ってつきもの
ですよね。
さっき話した、仲良くするっていうことがわかっているかどうかも検証したり、再現
したりして見ていくんです。
そこで、まずは自分が知らないことに気づかないとその先はないですよね。
それほど難しいことではないのに、習慣にないことって怖いな～と思います。
きちんと向き合う習慣って、あるのとないのとでは結果が全くかわってきます。
よく皆さんお話ししているよう向き合ってくことを続けていくと、視野が全く違って
くるんです。
私も見えていないことだらけでした。
見えていないけど、見えていると思っていた所が本当に怖いことでした。
見えていると思っているのが悪いわけではないのですが、見えているといない
のでは、雲泥の差があることはなんとなくでもわかると思います。
見えてくると、今迄なぜ結果がでなかったのかが手に取るようにわかって
きます。
そして、結果のでることをきちんと選択できるようになります。
わからないことは知っていけばいい・・・このシンプルなことが身につくと
怖いものなしですよね♪」
このように会話は続いていきますが、
この続きはまた次回させていただきます。
最後まで読んで頂きありがとうござました。
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