楽園づくり ~わが家のチェンマイ移住日記~

日本とタイで別々に生活してきた私たち家族は、チェンマイに家を建てて一緒に暮らし始めました。日常の出来事を綴っていきます。

長女も、妻の世話をやり始めました!

2017-05-19 09:47:50 | タイの家族

昨日は午後になって、また病院の女医さんが看護婦3人を引き連れて家まで来てくれました。

傷の洗浄はいつものように看護婦さんではなく、なぜか女医さん(左)自らがやりました。とても上手な手つきでした。そして昨日に続いて我が家に戻ってきていた長女も、最初は私の手を握っていましたが、そのうち誰に促されることもなく、親戚に混じって手伝いはじめました。

上の娘が妻の看病を手伝ったのは、妙なことですが、これが初めてのような気がします。一昨日、誰にも邪魔されずにお母さんに会えたので、たくさん親戚が居ても遠慮する必要がないことが分かったのかもしれません。明らかに何か娘の心境に変化があったようです。

私は、どなたかのブログコメントでのアドバイスを思い出しました。妻と長女を2人だけにしてみたらどうかと。およそ20分か30分、2人だけにしてあげました。

私だけ再び部屋に入ってみると、妻は涙を流していました。2人の間にどんな言葉が交わされたのか、私はあえて聞きませんでした。でも妻の涙は、嬉しい涙であることはすぐわかりました。

娘はそっと涙の跡を拭き取りました。

やっぱり妻も娘も、お互いを思っていたのだと信じることにしました。

娘を見つめる妻です。次女や息子を見るときの表情とは全く違いました。妻と娘は激しい喧嘩をずっとしてきたのですが、それは親子の愛情の裏返しだったのかもしれません。

私も、最近は上の娘にかなりの不信感をもつようになっていましたが、これまでの親不孝(妻に対する)はもう水に流してやろうという心境になりつつあります。


娘がまたいなくなった夕方6時過ぎになって、妻の呼吸が弱くなっていると、みんなが騒ぎ始めました。なぜか、みんなは急いで妻の体を拭き始めました。いよいよ危ないと思ったのでしょうか?

看病のリーダーとなっている叔母さんが私に、ずっとベッドサイドに居るように促したので、私は妻に声をかけました。すると、はっきりした日本語で「シ・ア・ワ・セ」と言いました。一緒に周りを取り囲んでいた親戚にタイ語で「ミー・クワーム・スックと言ってるよ」と教えてあげました。

今朝は、また落ち着いています。


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