今回の大阪公演参戦は、生憎合点のいく内容ではなかったものの、楽しみはそれだけではなかった
密かな楽しみ ― それは関西と九州で展開する4店舗でしか手に入らない、“黄金のスティック”ことBâton d'or
2012年10月にオープンし、今年で丸5年を迎えたBâton d'or
その存在を知った時から、大阪へ行く機会があれば是非手に入れたいと願っていたのだが、その時がついに訪れたのである
他の通販会社経由による購入は可能であるとしても、私は直接店頭で購入したい
オンラインショッピングの利用は、本やCDなどの読み物や音楽作品のみと決めている
但し、通販の利便性は否定しない
例えば、店舗での入手が困難な場合などは心強い存在である
基本的にはお店 ― 専門店で買うのが好きだ
独自性や特化性のある商品は直接店舗に赴いて、見て、触って、味わいたいという私なりの流儀がある
とりわけ路面店はデパートなどに出店するテナントよりも、そのブランドの持つ世界観が余すところなく発揮されて魅力的である
しかしながら、デパートの特典(ポイント付与)は捨て難く ― ケースバイケースというのが実情である
Bâton d'orの発酵バターと澄ましバターのダブルバター製法によるバターリッチなプレッツェルの味わいは絶品だった
Bâton d'orの濃厚な旨味は、まさしくプレミアムなスティックスイーツと呼ぶに相応しい
気分は上等ではなかったが、舌は大満足!
悲喜交交の大阪小旅行は、それでも好い思い出となった
果たして結果は吉と出るか、凶とでるか
Michael Schenker Festの新作は、既に5ヶ月に亘る4ヶ所でのレコーディングを終え、予定されている2018年春の発売を待つのみとなった
その新作に、かのKirk Hammettがゲスト参加しているとの情報を得た
かつてマイケルを師と仰いだ彼の参加は勿論、嬉しくない訳ではない
師弟の共演は、付加価値のある選択と言えるかもしれない
ただ、ロック界の大物となった彼の幸運に肖りたいマイケルの、その隠された意図が......ちょっぴり切ない