ぶっちゃけ大量生産を前提とした、スポーツウェアやワークウェアなどのラフで機能性の高いアメリカンカジュアルはあまり好きではない
但し、デニムは例外
ストーンウォッシュや穴開きなどのヴィンテージ加工の先駆者、“ジーンズの天才”ことRenzo Rossoが設立したプレミアムカジュアルを展開するDIESELの職人技に感嘆したことから、ジーンズへの偏見は払拭された
Black SabbathやSex Pistolsなどのロックンロールの時代に育った彼は、斬新、今風、個性的、革命的なものを投入し続けることがDIESELの変わらぬ姿勢であると語る
片やIggy PopやPatti Smith、Johnny Thundersなどのパンクロックに傾倒、物作りへの飽くなき探求心と職人技を駆使して1960~80年代のロックミュージックやアートなどのポップカルチャーを軸にヴィンテージとテクノロジーを融合した独自のコレクションを展開するHYSTERIC GLAMOUR
古着やアメカジ、ロック、サブカルチャーやアンダーグラウンドな世界に心酔するチーフデザイナーの北村 信彦は、時代に阿ることなく“好きなものを追求”し続けることがブランドのブレない姿勢であると語る
不変のブランドコンセプトを貫き、好きな世界を追求してきた両者に相通ずるのは、ロックとアートとファッションの融合
好みの音楽やアートは違っても、醸し出すロックスピリットが琴線に触れる
文句なしにカッコイイ☆
それにしても、HYSTERIC GLAMOURとは実に個性的なネーミングである
“我を忘れて夢中になるほど魅力的な存在”
Michael Schenker
J. Torrents Lladó
Alexander McQueen
私が愛したロック、アート、ファッションにおけるアーティストたち―
伝統と革新が独自に昇華された哀愁系ヨーロピアンに心惹かれる私である
Love To Love (live)/ UFO