★かかと着地は悪の権現だって、知ってましたか?


かかとから着地は誤りです!


「かかとから着地する歩き方をしていると不幸になる」

ということです。

これは一番危険な歩き方なのです。

しかしながら、テレビでも雑誌でもモデルさんや有名人までもが"正しい歩行は「かかとから着地する」"と、口を揃え実践されているという現実があります。

しかしながら、ここで「かかとから着地」する歩行が本当に正しいかどうか、もう一度よく考えてみましょう。

かかとから着地する歩行を実践して、その後ひざ・腰・首の不調や、それに伴うめまい、頭痛、肩凝りなど自律神経失調症状などが出て、かえって調子が悪くならなかったでしょうか。

私の治療院を訪れる患者さんにはひざの悪い方も非常に多いのですが、その方たちに「どういう歩き方をしていますか」と尋ねると、必ずと言っていいほど口を揃えて「かかとから着地して歩くように気をつけていました」と答えるのです。

例えば、若い中型犬を散歩させる場合、どうしても引っぱられてしまいます。

それを防ぐために身体の重心を後ろに倒し、かかとから着地してしまいますが、これを4か月ほど続けると身体のどこかしらに痛みや不調が起こるということからも裏付けられます。


ひざを上げて歩きましょう

ひざを伸ばし切って歩くのではなく、必要以上の衝撃を吸収できるようにひざにゆとりをもたせておくのです。

そのためにひざは曲がる構造なのであり、踏み込む時にひざを上げ、足首をゆるませ、できるだけ「足指」「付け根」「かかと」の3点でバランス良く足裏が受け身を取りやすいようになっているのです。

『歩行運動における体重移動の中心はひざである』ということと『あおり運動の中心が足首にある』という事実を理解して下さい。

ひざを伸ばし切って歩いていたら、これができないのです。

"ある国の軍隊の行進"や"モデル歩き"は別物と考えて下さい。

私たちは着地の際、無意識のうちにひざを屈曲させ、安全に着地できる角度を足首で整え着地し、次に体重移動するために膝を伸ばして足関節であおり運動しているのです。

今までよりもひざを1~2cm高く上げて歩きます。そうすると自然と足裏全面で着地ができ、正しい3点歩行ができるのです。


ひざを伸ばしきってはダメ

歩く時、また立っている時にひざを伸ばし切ってはいませんか?

私の治療院の患者さんの中にも、かかとを下肢台に乗せるとひざが必要以上に反ってしまう方がたくさんいらっしゃいます。通常、下肢台に乗せたひざは通常どんなに押しても軽度屈曲でぴたりと止まるものなのです。これは地面からの衝撃をうまく逃がし、吸収するために備わっている人間の免震機能のひとつですが、最近では指を使わず浮かせ、かかとから着地する悪い癖がついてしまっている人があまりにも多く、街でもjひざを伸ばし切って歩いている光景が目立ちます。

ひざを伸ばし切って歩いていると地面から伝わる力の逃げ場がなく、有害なストレスを吸収・無害化できないのでそのまま身体の上部へと伝えてしまいます。

その有害なストレスが時間をかけてひざ・腰・首に蓄積され、各部に変形や微細な疲労骨折を起こしてしまうのです。

立ち話で長時間立っている時や電車の中で立ちっぱなしの時なども、いつもより少しだけひざを曲げ加減にすることで、骨に頼るのではなく筋肉に頼って立つ癖をつけて下さい。


綺麗なウォーキングは3点歩行から

四六時中動き回るこの体を、体表面積のわずか1%である足裏は絶妙なバランスでコントロールしています。

しかし、体の土台となる足裏に少しでも歪みが生じるとたちまちバランスが崩れ、足だけでなくひざ、腰、背中、肩、首、顔面、頭へと上半身にも歪みが出てきてしまうのです。

私たちの足裏は重力の負担を同時に受けており、これが私たちの体に大きな影響を及ぼしているのです。

歩いているときは体重の約3倍、走っているときは体重の約5倍もの重力が部分的に集中してしまうのです。

本来、私たちが生まれ持った安定した足裏は、地球上に住む私たちの体をこの重力の負担から守ることを最優先するように巧みに作られているのです。

ですから、子どもから大人になるにつれ足裏がしっかり安定して正しい歩行が促されると共に、骨格がしっかりと安定し、正しい筋肉がつき、引き締まった美しいボディラインと健康が得られるようにできているのです。


★【喜伝会】会長のコメント
→先日、TVで「ひざ痛」には朝昼晩の3回、ひざを高く上げて、大股で10分歩くくだけで、効果がある実験をしていた。
→そこで、いろいろ検索して、下記リンクのサイトに出会い、納得した!そう、私もかかと着地派でした!
→早速、ひざを高く上げて歩いています。単車の事故で痛めた右ひざ痛が楽になりました!
→詳細は下記リンクを参照願います。


正しい歩行とは