「外張り断熱の家ネスト」~ゼロエネ住宅ができるまで

平塚のネストは湘南平塚をメインに「ゼロ・エネルギー住宅」を建築しています。建築中のこだわりポイント等をお伝えします。

🏠建築あるある・・・上棟式編・・・

2016年11月06日 10時59分15秒 | 建築現場日記
久々のブログ更新となってしまいました
すっかり季節は冬に向かって朝晩の澄んだ空気が気持ち良くも感じます

ネストの近況報告としましては、現在9棟の建築ご依頼を頂いており、その内の2棟は無事にお引渡しを終え、お施主様との新しい暮らしに巣立って行きました
無事にお施主様の手に渡るまでには沢山の職種、人材が完成に向かって全力を注いでいます。建築のプロの力・知識なしでは完成はあり得ません。
そんな建築工事の途中で行う儀式を皆さんはご存知でしょうか…


昔は建築儀式が沢山ありましたが、時代の変化と共に儀式も変わりつつあるようです
画像のように新築の家の土台が出来上がり、柱・梁・桁・力板などの骨組みが完成したあと棟木を取り付けて補強する際に上棟式という儀式があります。


お施主様が四隅の柱にお酒や塩、お米などを撒き、天地四方の神を拝む…











魔除けのための屛息(へいそく)を鬼門に向けて立て、儀式が終えると小屋裏にそのまま残し、ずっとずっとお施主様とそのご家族を見守り続けます。




この儀式は必ずやらなければならない物ではありません
現在の意味合いも祈願や感謝…というよりはお祝いの意味が強くなっているようですよ
画像提供にご協力頂いたご夫婦も若いお施主様ですが、共稼ぎの割合いが多い今のご時世、なかなか建築現場に足を運べないお施主様達にとっては職人さん達と顔合わせを合わせる良い機会、と同時に建築中の疑問や意見の言い易い関係を築けたら…との想いも込められて儀式を行われる方々も最近では珍しくないそうですよ

私個人も、ひと昔前はしきたりとか…暦の意味とか…風習とか…お恥ずかしい話、大人の都合いい神頼み的な感じであしらっていました

でも、建築に限らずいくら時代や世の中が便利になったとしても、今も尚こうして残り継がれているものには少なからず大事な意味や想いがあるからなんだなぁと学んだ気がします

なんだか重たい内容になってしまったような…
チョットした建築基礎知識的な感じで参考にしてみてください

最後は…ひとみばあさん第2弾で…














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