TVウォッチャーの夫はよく、

「昔から欧米の映画、ドラマの悪役って、
なんでか知らないけど、ブリティッシュイングリッシュなんだよね」

と言います。

そう言われてみると、字幕をガン見の私ですが、
悪い人は、端正な英語を、憎たらしく話しているようです。

字幕翻訳も、それに合わせてか、

「貴君もとうとう、年貢の納めどきですな、ふふふ」

みたいな感じです。

しかし、狩猟民族である欧米の人は、
おそらく、殿様に年貢を納める習慣はありません。
しっくりきますが、意訳と言ってよいでしょう。


極悪の人の言葉遣いが丁寧なのは、洋の東西を問わないのかもしれません。

ほら、

「なかなかるものだね、ヤマトの諸君」

とかね。


さてこの度、寝転がってタブレット視聴や読書のできるミニデスク、
床に落ちたものが髪の毛一本さえ拾えるマジックハンドに加え、
とうとう、買ってしまいました。
人呼んで、人間をだめにするビーンクッション。

無印良品のものは昔から有名ですが、
なかなかへたらないという、ヨギボークッションも魅力です。
しかし高い。
ヨギボーもニトリも無印も、届くのも遅いです。
悩みながらいろいろ検索していたのですが、
とにかく、寝返りがなかなか打てないのと、
寝ていても硬いコルセットをしていますので、
早くなんとかしないと辛い。
そこで、アマゾンで翌日届く奴に即決しました。
これがまあ大正解です。
一気に人間らしさが減じ、乾いたナマコ状態に。

これに寝転んで、デスクの角度を変えますと、
日記をつけたり、手紙を書いたりもできます。

もちろん、やらなくても全然構わない、
iPadに入っているブロック消しゲームもやりまくりで、
先日などはとうとう、4000点を超えました。
やりすぎと言っていいでしょう。

さてそこで、前からやってみたかったこと、
翌日の心配をせず、見たいだけ見たいドラマを見る、
という、堕落した生活を始めました。

最近は hulu がダメになった、と家人らが言っていますが、
ほ、本当だ!
あれほど、どれ見ようと悩んでいた hulu、
今は、本当にどうしちゃったのかと思います。

変わって、NetFlixがすごいですね。
全て、そのうち見ようと思っていると、
いつ出てこなくなるかわからないと思うので、
熱心に見続けています。

昨日見つけてしまったのが、「ルシファー」

ルシファーって、キリスト教でいう「堕天使」で、
確か神様と喧嘩して、地獄の管理人にさせられた天使だっけかな。

その人がですね、本当かどうかわかりませんけど、
クリスピーな、い〜い英語を話すんですよね。

なんとかかんとかだね、Dear?

なんて言うのが、もう小憎らしいですね。

この人はずっと地獄勤務が続いて飽きてしまい、
休暇を勝手に取って、アメリカに引っ越して、
クラブ経営をしながら、なぜか警察のお仕事を手伝います。
これ以上書くとネタバレなのでいけませんけど、
ほんと、キャラ的にはあの人、「メンタリスト」の主人公、
「ドクター・ハウス」のハウス系の、
皮肉で、おいた で、しょーもない男なんですね。
私のつぼです。

そしてね、この設定ですが、あれです。

「聖(セント)お兄さん」

と同じですよね。

こちらのコミックでは、仏陀とキリストが休暇をとって日本に住み、
地獄や天国・極楽からしょっちゅう、
使徒や悪魔や弟子が訪ねてきて、
そろそろ休暇を終えて帰れと言ってきます。
もう、悶絶の面白さです。

出てくる人がどう言う人が知りたいため、
読みながらググり続け、結構いろいろわかるようになったぐらい。


ドラマ「ルシファー」を見て、英国発音にしびれながら、
どんどんダメダメになっていく私です。

続きます。