つれづれその1666. 翻訳の世界の巻(3)脱線します


翻訳していていつも苦労する、
罵り言葉の彼我の違いについて、今日は書くつもりでした。

でも、脱線します。


皆さん、またまた悲しい発表です。(自分にだけ)


頑張って取り組んできました翻訳コンクール。


またまた、落ちました!

これは痛かった。

本日、16日、金曜日中に、
第一関門通過者のみにメールで通知が来ることになっていました。

それに、第二次審査の課題がついてくるんですけど、
私は、せめて第一次審査は、いけるんじゃないかと。


・・・・・思っていたんですねぇ。

・・・・・・・・・・・自信があったんですねぇ。


今度は何ページかしら!
頑張らなくちゃ。

なんて。

だって、自分で推敲しつつ、
一人で、あははっ! って笑っちゃっていました。

「うまく訳したなぁ」って、ホクホクした部分もあります。



はい、ずいぶんお花畑な私でした。

私ごとですが、この1年のアップダウンのあげく、
ぽっかりと胸に穴の開くような経験をし、
また、ここへ来て、生徒も減っていました。

かなり、しょんぼりです。


しかし、そんな私を奮い立たせてくれたこの3週間でした。

(3週間ていうのは、課題が届いてから、
提出締切日までの期間です)

楽しかったなぁ〜。

負け惜しみではなくて、ほんと楽しかった!

若くて、なりたいもの、やりたいことがいっぱいあったあのころ。

いつの間にか忘れていた、あのワクワクが蘇っていました。

一人でじっとしても、心身に充ち満ちるものを感じていました。


辞書に取り組み、頭をかきむしり、
どうしてもいまいちなところは、(ほぼ)バイリンの娘らに、

「これって、こう訳すと変?」

「変だねっ!」

などとサポートを得ました。


また、どうしてもわからないスラングや、
辞書に載っていない造語などを、キウイさんに助けてもらいました。

家族の絆がここで!
強まったような気がしていたのでした。

(え・・・めんどくさかった?
すんまそん!)


親の様子を見に行く新幹線の往復でも、
ビールも飲まず、推敲に次ぐ推敲をしました。

もうできた!
これ以上ちょっとでも変えられない!

と思ったそのあとも、いくらでも疑問点が見つかりました。

締切日の前日の夜中に実家から帰りまして、
あとは送るばかり。

明日で大丈夫と思いました。

そして翌朝、送ろうとしたら、
ししし、しまった!

これまで、GoogleDocで書いてきましたが、
送る際には、件名を自分の名前とし、
WORD にしないといけなかった。

私のタブレットのWORDは無料版。

パソコンは、立ち上がりが死ぬほど遅い。
立ち上げてみても、フリーズしています。

夫に電話して教えてもらい、一歩一歩やってみました。

ひゃ〜、間に合わない!
あと30分しかない!

そこにいた長女に頼みました、いやお願いしました。

長女は自分のラップトップに私の翻訳を受け取り、
WORDファイルにしてくれ、あれしてこれして、
送れたと思ったのですが、
コピペした宛先なのに、送信エラー。

何度やっても、送れませんと言ってきます。

ひ〜ん、どうしましょう。

と半泣きになっていたら長女が、

「おかん、この電話番号に電話しなっ!」

と叫びました。

え、え〜〜?!
全てネット上で処理しているこのコンクールに、
この、機械に弱そうなおばさんが、電話するの?

「おかん、恥ずかしがっている場合ではない!
すぐに電話しなっ!」

はは、は〜〜い。

結局、出版社に電話をして、

それではこちらの別のメアドに送ってください

ということになり、やっと送れて、

「課題を拝受しました」

と、丁寧なるお返事が届いたのが、
締切日の4分前の、11時の56分。

う〜ん、この冷や汗で500gは痩せたな!


夜になって帰ってきた夫が言いました。

「tamadoくん、君ね、
これを聞くと、激怒して暴れると思うけどね・・」

なな、なんですか?

「GoogleDocの、共有とエクスポート開いてごらん」

あ・・・・・!

そうでした。

このファイルを、一発でWORDに変換できるのが、
そこにあったのでした。

しかも、私はそれを知っていて、ちゃんと変換したのです。

普段はそれをそのまま人に送っていたのに、
今回に限り、パニクっていたからでしょう。

意味もなく、タブレットのWORDの無料版を開いてコピーしようとしたり、
それできず、全然動こうとしないPCのWORDを開こうとしたり、
全く意味のないことをやったあげく、
会社で働いている夫に電話したり、
長女に一緒にバタバタしてもらったりしていたのでした。

あ〜あ、締め切り直前の土日を家にいて、
じっくり2日かけて推敲してたらなぁ。

日曜日の夜には夫がいて、送付を助けてくれていたろう。

そして、ひょっとすると、
すばらいいインスピレーションが湧いて、
第一次審査を通過するような秀品が・・・

いや、それはないかっ!

負け惜しみも大概にしろ、ということですね。


すみません、今日は一日中、
諦めきれずにメールを開いていた未練な私。

これを書いている、16日金曜日の午後10時20分は、
あと1時間半ぐらい、まだ16日なんですけど、
さすがにこのへんで未練を断ち切りましょう。

10時半からは、デリーの生徒のレッスンです。
向こうはまだ午後7時です。
早めに晩御飯を終えて、レッスンに臨んでくれます。

さあ、私もあと一仕事。

明日からまた頑張りましょう。


ご静聴ありがとうございました。